鹿児島銘菓かるかん饅頭を作りもんそ!
おやっとさあ!おいどんはケイチェルおじでごわす。
久しぶりのご当地銘菓シリーズ。これまでに北海道の白い恋人とマルセイバターサンドを作ったことがあるね。
noteご近所ではユイじょりさんが東京ばななを。
で、今回のかるかん饅頭なんだけど、先日チョコチップクッキーさんが「薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)」っていうのを作られてて、どうもこれがかるかんのことらしい。鹿児島以外ではそんな難しい呼び方されてたのか!
ちなみにおいたんは子供の頃、かるかんはあんまり好きじゃなかったな。かるかんは定番の贈答品で、大人たちがありがたがってるのが全く理解できなかった。ところが、大人になって帰省したときに、たまたま薩摩蒸気屋でお土産にかるかんを買ってみたことがある。東京に持って帰って友達と一緒に食べてみたら、なかなか美味しいじゃないの?ってなった。蒸気屋では「かすたどん」しか買ったことなかったけど、かるかんもレベルが高いんだな(元々かるかんの店だろうけど)。
西郷どんの大好物だったとかそんな話もあるけど、おいたんは特に思い入れがあるわけでもないかるかんを作ってみましょう。
レシピはこちらの富澤商店のものを参考に。
材料はこちら。
↑前日の夜にあんこを炊いたのは、これを作ろうと思ってね。賞味期限が迫ってる紫芋粉があるので、白と紫と2種類のかるかんを作ります。
↑上新粉を2つに分けて、片方には紫芋粉を混ぜておく。本当は「かるかん粉」を使うらしいけど、上新粉でも代用できるらしい。
あんこは15gずつ、8個用意。
大和芋は切って皮を削いだらピッタリ分量の73gでした。本当は自然薯を使うらしいんだけどね。
これまた本来はチョコチップさんがやってるみたいにおろし金ですりおろして、さらにすり鉢にあたるのが正しいやり方らしいのだけど、うちにはすり鉢がないのでフープロでガー。
↑昨日の美味しんぼイカコロッケに続きフープロが大活躍。果たしてフープロで大丈夫なのかどうかは今でもよく分かってない。
グラニュー糖を何回かに分けて入れて、さらにガーっと。
上新粉には水を入れて混ぜておきます。
とろろ生地と混ぜます。
ダマがないようによく混ぜたら、絞り袋でかるかん型に注入。
↑TOMIZでかるかん型を買ってしまった。1個66円と安かったし、これはそのうち他のお菓子にも使えそう(何かはお分かりですね?)。湯呑み茶碗とかでもできるらしいけど、うちに湯呑みないのよね。
あんこを入れまして、
さらに生地を入れて平らに均し、沸かした蒸し器にセットします。
蓋をして中火で30分蒸します〜
↑大きい布巾がなかったので、ガムテで強引に(笑)
途中1回だけお湯を差しました。
↓30分後
お、いい感じかな?
↓型から外すと、まごうことなきかるかんが現れた!紫バージョンも続けて作ります。
2種類できて、冷ましたのがこちら。
我ながら完璧にできた!?
四つはお隣のお婆さんと近所の友人にあげる用にラッピング。
味は普通に美味しい。よくあるかるかん饅頭の味…とでも言えばいいのかな。一体どれくらいの人がかるかんを食べたことあるのか分からないけど。
生地がちょっとだけもっちりしすぎたかも。本場のやつはもっとじとっとしてるというか、ベトベトしてたような気がするけど、芋や粉の違いかね。それとも蒸し時間がやや長かったのか。
かるかんにはメレンゲを混ぜる作り方もあるらしいんだけど、そっちだとどうなるんだろうねえ。蒸気屋のはどんなのだったっけ?全然覚えてない。いつかまた蒸気屋のを食べてから、また再現してみてもいいかもな。でもその前にアレを作らなきゃだ。アレならかるかんよりずっと多く食べたから、味はよーく覚えてるしね。
おわり。