2夜連続イワシ祭り(イワシの手開き編)
やあ、みんな。ケイチェルおじだよ。
先週のブランケットからサーモンフライ、ブルギニョンときて、さらにはおやつにロシアンクッキーまで食べて洋モノが続いてたから、昨日の夜はさすがのおいたんも「いい加減和食が食べたいいい!」ってなりまして。
せっかくの日曜で時間もあることだし、以前からやりたかったイワシ祭りを執り行うことにしようかと。
やりたかった理由は3つあって、まず1つは数年前に西伊豆に小旅行したときに立ち寄った、沼津の磯はるっていうイワシ料理専門店で食べたイワシ定食↓が最高に美味しくて今でも忘れられないこと。
このとき泊まった西伊豆の民宿では1泊8000円でアワビやら伊勢海老やら超豪勢な食事が出たんだけど、なぜかこのイワシ定食の方が思い出に残ってるんだよなあ。
理由の2つ目は、これまで何度も言及してきたYouTubeチャンネルの「まかないチャレンジ!」の大将が、イワシの手開きでなめろう作りを教えてくれてること。
この動画見たときから、いつかやろういつかやろうと思いつつも、気づいたら3か月くらい経ってて、このままだと一生やらないかもって危機感持ってしまった。
恥ずかしながらおいたん、今までの人生で魚を捌いたこと1回もないんだよね。男なら魚の1匹や2匹捌けないと恥ずかしいじゃない?うちの実家でも、料理はほとんど母親だったけど、魚捌くのは釣り好きの父親の担当だったんだよね。今の時代「男に生まれた以上〜」ってのはナシにして、「人間に生まれた以上は」魚くらい捌けないとカッコ悪いよね?そこで、イワシの手開きは魚捌きの入門として格好の素材じゃないかと思ったわけよ。
イワシ祭りをしたかった理由の3つ目は、noteを見て作りたくなった料理があったからなんだけど、これは明日の記事で書こう。
というわけで、近所の魚屋さんとスーパーでイワシを買い集めてきました。
生のイワシは右下の1パックしかなかったので、すり身2パックと干物1パック買ってきました。これで2日分の作りたいものは作れるはず。
まず昨日は生のイワシの手開きから。
こうして見るとイワシって可愛いな。まずは頭を切り落として、腹を切って包丁で内臓を取り除きます。グロいので写真は省略。ていうか、YouTubeの動画見ながらやってるので写真撮る余裕なしw
内臓を取ったら流水で洗って、背骨を指でなぞって尻尾のところから剥がします。
ちょっとコツが分からなくて背骨と一緒に少し身が取れてしまった。
背ビレの位置のお腹側から皮の下に親指を滑り込ませ、身を皮から剥がします。
できた。ちょっと身がボロボロぎみ。「鰯」って漢字の通り、本当に身が弱いのね。水で洗ったり手で触ったりしてるだけでボロボロに崩れそうになるよ。こんな繊細な魚だとは知らなかった。
2匹目以降はコツをつかんで、背骨剥がしも上手くできるようになってきました。
全部で5尾だったけど、やってて思ったのは、イワシの手開きめっちゃ楽しい。クセになるわこれ。またやりたい。何度でもやりたい。でも次はサバの三枚おろしにチャレンジしようかな。サバ三枚におろせるって、ベンチプレス100キロ上げられるのと同じくらいの凄さあるよな。
さて、このイワシを包丁で細かく刻みます。
ユイじょりさんみたいにYOSHIKIのマネして包丁両手にドラミングしたら、サイレント・ジェラシーの前奏だけでちょうどいい刻み具合になってしまった。おいたんのカラオケの十八番なんだけどw、TOSHIとYOSHIKIの1人2役入る前に終わっちゃったよ。
ミョウガとネギを刻んで、生姜のすりおろしと一緒に混ぜます。
これで2日分のなめろうの完成。なめろうは冷蔵庫で3日はもつらしい。
続いて、すり身1パックに塩をして手で揉みます。
生イワシじゃなくて最初からすり身になってるやつだけど、粘りが出るまで捏ねました。
卵白1個ぶんと生姜のすりおろしを加えます。卵黄は後で使うので醤油みりん漬けに。醤油とみりんは一煮立ちさせて冷ましておいたやつだよ。
混ぜたツミレを、水が沸騰した鍋に入れます。
ネットのレシピ見てて、なんで鶏団子みたいに手で丸めずにスプーンなんだろ?って思ってたけど、鶏団子に比べて生地が緩すぎて、なるほど手じゃ成形できんわ。
全部入れ終わって、安心してクリアアサヒ飲み始めた。
5分ほど煮たら、ネギを入れ一煮立ちさせ、火を止めて味噌を溶かし入れます。
美味しそー!
この後、干物をオーブンで焼いたり、キャベツを刻んだりして、イワシ三昧定食の完成↓
なめろうはご飯に乗せて卵黄ONして丼にしたよ。
うまい〜
味噌汁のつみれもふんわり美味しくできた。卵白多めの緩め生地で正解だったみたい。
さて、すり身があと1パック残ってるわけだけど、これは明日の記事で登場します。うまくできるかな~。
おわり。