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ムール貝の白ワイン蒸しと北海道風ジャガイモのピュレ
やあ、みんな。ケイチェルおじだよ。
先日の記事で、いも餅に塩辛乗せるのは北海道では常識なのかなって書いたら、ある人がコメ欄で、道民は何でも塩辛乗せときゃオッケーマインドだって言うんだよね。味もヘッタクレもないバカ舌野朗ばっかりって、いや、おいたんがそう思ってるわけじゃなくて、飽くまである人が言うにはだよ。
いくら道民が塩辛ラブとは言えさ、じゃがバターに塩辛は定番だけど、いも餅やらポテサラにまで塩辛なんて、ねえ。おいたんが北海道のこと知らないと思って、冗談が過ぎるよ。
って思ってた、その記事の翌日。いつも楽しみに見てるオテル・ド・ミクニのミクニシェフのYouTubeチャンネルにこんな動画がアップされた。
まさかの、ジャガイモのピュレ・塩辛乗せ。
これ見たときのおいたん、あああああああってクリリンみたいな声出た。
なにせ、世界のミクニよ。日本を代表するフレンチの巨匠が、ジャガイモのピュレに塩辛乗せて、仕事前だというのに北海道の地酒舐めながら「うへへ、みなさーん、もうヤバイっす。止まりませーん。誰か止めてー」って、塩辛お代わりしまくり、見たことないご乱心ぶりを発揮してるという…
いやマジでこの動画の試食シーン最高だからみんな見て。ジャガイモピュレの塩辛乗せ作りたくなるから。
いやいやいや、北海道の人、ごめん。完全においたんが間違ってた。何でも構わず塩辛乗せとくのが絶対的な正義だった。バカ舌はおいたんの方だったわ。
というわけで本日、「北海道風」ジャガイモのピュレの塩辛乗せを作りました。ついでにムール貝の白ワイン蒸しも作ったので、今日の料理をダイジェストでご覧ください。
まずこちらがムール貝白ワイン蒸しの材料。
今日はちょっと遠めのスーパーまで足を伸ばしたら生のムール貝があったので、ベルギーあたりでは1人1キロくらい食べるらしいけど、お値段も張るので500gくらいで。
ネットで下処理の方法調べて、ヒゲみないなやつを取りながら、タワシでゴシゴシ。
オリーブオイルでニンニク、玉ねぎ、セロリを炒めます。柔らかいのが好きなので焦げそうになったら白ワイン入れて20分ほど蒸し焼きしました。
お芋でーす。ムール貝の下処理の間に湯がいておきました。
今日はもう2つの料理を並行で実際の手順で書いていく。
マッシャーがないので木べらで潰します。
ポットにムール貝と白ワイン投入。蓋して10分蒸します。
お芋にバターでーす。
ミクニシェフ曰く、芋はホクホクが残るくらい、バターも溶け残りが残るくらいがいいんだとか。ピュレというよりマッシュポテトなんじゃないかという気もするが、世界のミクニがピュレと言えばピュレなんだよな。
お芋に塩辛乗せまーす。
函館で作られた塩辛だよ。
できあがりでーす。
ムール貝はベルギーで食べるみたいなバケツがなかったので、日本にはDONBURIがあるじゃないかってことで丼に入れました。溢れそう。
ムール貝うま!
ミクニシェフみたいに北海道の地酒に合わせるべきだったかもだけど、おいたん日本酒苦手なんだよなあ。なので今日もサッポロ黒ラベル。
ジャガイモピュレと塩辛、ヤバイっす。マジ誰か止めてって思うくらい、黒ラベルとのオルタネイトが止まらん。なんなのこれ。今までこの味を知らなかったなんて、人生の半分損してた気がするわ。
みんな、おいたんが大げさに言ってると思ってる?そう思う人はぜひ試しに作ってみて欲しい。てか、まずはミクニシェフが自分で作ったのを食べて狂喜乱舞してる動画を見ような。あの姿こそまさに人間が生きる喜びよ。
おわり。