ウェールズの長ネギのポタージュ「カウル・ケニン」
シューマイ!ケイチェルおじだよ。
いきなり焼売って言われてもねえ…って思っただろうけど、ウェールズ語では「こんにちは」がシューマイなんだって。
てことはもし崎陽軒がウェールズに進出したら、客は「こんにちは、焼売ください」って言うのに「シューマイ、シューマイ」って注文することになるのかな。おいたんが店員だったら毎度笑い転げて商売にならないよ。
くだらない話はさておき、いつもお世話になってるチョコチップクッキーさんが先日、ニュージーランドで食べたという、とっても美味しそうな長ネギのポタージュを作っておられまして、
これを見たおいたん、そう言えば『世界のスープ図鑑』にリークのポタージュが載ってたな…って思い出したんだよね。というか、危うくこの図鑑の存在すら忘れそうなくらいだったんだけどw、スロベニアのスープ「ヨタ」を作って以来、久しぶりにこの図鑑を開いてみた。
あった。ウェールズのスープ「カウル・ケニン」。
ケニンはウェールズ語でリークのこと。リーキって表記するのが一般的?確かイギリスでは「リーク」って発音してたと思うので、おいたんもリークって書くけど、フランスだとポワローだね。日本ではポロ葱って言われたりもするみたい。ウェールズを象徴する植物で、国旗にまで描かれてるのは有名。昔、ウェールズ人が戦争するときに味方を区別するため兜にリークを付けて戦ったんだって。想像するとコミカルな絵しか浮かばないよねw
見た目も味も日本の長ネギとほぼ同じような物らしいので、チョコチップさんに倣って長ネギで代用してポタージュを作ってみよう。
まずは材料です。
チョコチップさんのニュージーランド版とほぼ同じw
サワークリームをうっかり出し忘れてた。チキンコンソメも1本と1/3くらい使いました。
ちなみにスープ図鑑ではクリームフレッシュとチェダーチーズになってたものを、サワークリームとKiriに変えました。
まずはバターでニンニクと玉ねぎを炒めます。
あとでブレンダーすることを思うとニンニクも玉ねぎも刻むのが雑になってるのがお分かりかと。ブレンダーしようが丁寧に細かく刻む「パスタ界のピカソ」ことパタさんの爪の垢を煎じて飲まないといけないな。
玉ねぎが透明になったらジャガイモと長ネギを入れます。
これもどうせブレンダーするんだからと思ってテキトーに切って投げ入れる。職人気質の足りないおいたん。
軽く炒まったら水500ccとチキンコンソメを入れて、蓋をして弱めの中火で野菜が柔らかくなるまで煮ます。
15〜20分したら、火を止めて少し冷まし、ハンドブレンダーでポタージュにします。
久しぶりにこのブレンダーアタッチメント使う。テンション上がるな。
ぎゅいーんした後↓
このあと写真撮り忘れちゃったんですが、サワークリーム50ccくらいにKiri2つ入れて、中火でチーズを溶かしながら煮て、お皿にイタパセ散らして完成です。
意外にもチーズの効いた濃厚なスープになった。非常に美味しい。ネギの味はよく分からないw、けど多分そんなものなんだろうね。ただのジャガイモのポタージュよりは滋味に富む気がするな。
ちなみに、もう1品もチョコチップクッキーさん真似っこで、パプリカチキンです。
チョコチップさんはお洒落にレタスやミクニポテトを付け合わせにしてるけど、おいたんは冷蔵庫の余り物を寄せ集めただけw
このチキンも美味しかった〜。レギュラー化しよう。詳しい作り方は以下のチョコチップさんの記事をご覧ください。
おわり。