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イカ師匠たちに倣って、イカを捌いてイカ墨ライス

やあ、みんな。ケイチェルおじだよ。

イワシの手開きを覚えて魚介の扱いに目覚めたおいたん、イワシ祭りから一夜明けた昨日、仕事終わりの買い物ウォーキングでまた魚屋に足が向いてしまった。

そしたらなんと、イカが1杯159円で売ってるじゃないの。イカってこんなに安いものだったの?って思って、つい勢いでレジに持って行ってしまった。

もちろんイカなんか捌いたこともないおいたん。これを機に捌いてみようと思いまして。何よりnoteにはイカ師匠と呼ぶべきおニ方がいるからね。

まず一人目。おいたんが『ピエール・エルメが教える焼き菓子ブック』を買ってキャッキャしてるときに、『漁港発イカ料理お手本』という本を買ってイカを捌いてたチョコチップクッキーさん。

ニ人目は、おいたんがマカロン乾燥させながらベランダでロシアンクッキー頬張ってウフフしてるときに、ベランダでイカを乾燥させてイカそうめんを作ってたユイじょりさん。

あのね、「女子力」って言葉はあんま好きじゃないけどね、おいたん密かに本田翼くらいになら女子力で勝ってるかなって自負するくらい、ちょっといい気になってるとこあったよ。そしたらいつのまにかオッサン力で女子にボロ負けしてたとはね…

自分で捌いたイカをアテにグイッと一杯やる…これこそ日本のオッサンの憧れでしょ?ここはお二人を師匠としてイカ道に入門するしかないね。

まずはチョコチップ師匠のnoteを参考にイカを捌いて…と思ったら、師匠は全然詳しい解説してなかったw なので、ネットで調べながらやりました。

まずは胴とワタの間に指を入れて、引き離します。

なんか、イカがこっちをじっと見てて生きてるみたいな気がする…

次に胴から軟骨を抜き取り、水で洗います。ワタとゲソを切り分け、目玉やクチバシを取って、ゲソに塩を振って吸盤を洗い落としたのがこちら↓

ネットではこの後エンペラから皮を剥いたり墨袋をはずしたりするんだけど、よく考えたら刺身にするわけじゃないし、このままでいいんじゃね?ってことで、あっけなく完了しました。

↑固いところだけ取り除いて、ワタも墨袋も全部使います。イワシの手開きも楽しかったけど、イカもなかなか楽しい。

このイカを使って、ユイじょり師匠のこのメニュー↓「エウセビオのイカ墨煮込みとライス」を作っていきます。

まずサフランライスなんだけど、スーパーでサフランが高かったので、うちにあるターメリック使えばいいかって思ったら、うちにターメリックなかった。棚のなかでライスを黄色くするもの…って探したらこれがあった。

原材料見たらサフランもターメリックも入ってないけどw、少なめで色が付く程度にしとこう。

さて、イカ墨煮込みである。詳しい作り方はユイじょり師匠のnoteを見てくれ。

以前イカ墨パエリアを作ったときに買ったイカ墨ペーストが1袋だけ残っててちょうどよかった。

エシャロットはないので、紫玉ねぎで。みじん切りじゃなく、スライスの方がイカと似てていいんじゃないかなと思った。「これイカだっけ?紫玉ねぎだっけ?」ってなりそう。自分を混乱させてどうするとは思うが。

↓白ワイン入れたあと。トマトもイカ墨ペーストもまだ入れてないのに、イカのワタと墨ですでにドブみたいな色になってるよ!

こうして見ると、ドブみたいと美味しそうは紙一重だな。これにプチトマトとトマトペースト、さらにイカ墨ペーストを入れて、最後にリンゴのすり下ろしを入れたとこ↓

いい具合に真っ黒で美味しそう。

できあがり↓

シチューをご飯にかける派のおいたんとしては、ちょいピリ辛にしてフルーティでもあり、イカのワタも入って複雑さの極みみたいな煮込みをご飯にかけて食べるの、どストライクです。これは良い料理を教えてもらった。

ちなみに今日は残りをイカ墨パスタにしました。

パスタにしてもいいね。

それにしても、今までスーパーで下処理されたイカしか買ったことなかったけど、ワタもついた一杯そのままのやつを買った方が絶対いいね

正直に言うと、これまで塩辛は大好きだったけど、普通にイカの煮たのや焼いたのってなんか味が物足りなくて、そんなに好きじゃなかったんだよね。ところがワタ入りの煮込みには、完全に今までのイカの概念を覆されたわ。イカがこんなに旨いものだったなんて。

というわけで、これからも師匠たちに倣ってイカ料理をボチボチ開拓して行こうと思う。オッサン力をせめてお二人の半分くらいには高めたい。

おわり。

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