ステーキ&根菜フリット
サリュー!ケイチェルおじだよ。
こないだフランスの府中ことパリにお住まいのユイじょりさんが、ムッシューOtto氏に「たまにはフランス料理が食べたい」と言われてリクエストされたのが「ステーク・フリット」っていう話に、「え"?」ってなったおいたんですよ。
「フランス料理っぽいもの」と言うからてっきりコック・オー・ヴァンとかカスレとかかと思ったら、まさかのステーク・フリット。牛ステーキとフライドポテトのコンボだけど、仏人にはフランスを代表する料理っていう認識なんだろうか。そう言えばおいたんがフランスにいるとき、あるフランス人夫婦とレストランに食事に行って、おいたんがラムチョップのステーキ(フライポ添え)を頼んだら、「それはとてもフランス的な一皿だな」って言われたことがあった。ぶっちゃけ、ステーキにフライポってヨーロッパならどこの国にもあるし、むしろアメリカンなイメージすらあったけど、あの組み合わせの発祥はフランスなのかね。
ま、フランス料理ってことで、レイチェル・クーの『パリの小さなキッチン』にも載ってはいるんだけど、やっぱりそこはレイチェル。普通のステーク・フリットなんかじゃないぜ。
(↑図書館から借りたケーキの本を重しにしてます)
なんと、フライポじゃなくて根菜のフリット。サツマイモとニンジンと蕪をフライにしてる。おっしゃれー!
ちょうど先日の豚汁で余ったゴボウとニンジンをフライにして、このステーキ&根菜フリットを作ってみよう。
材料はこちら。
なんと、根菜フリットにはひまわり油(オリーブ油に変更)と塩コショウ、そして何とアーモンドパウダーをまぶすのだ。さすがレイチェル、おっしゃれー!
しかもこれを油で揚げるのではなく、オーブンで焼くらしい。
ところが!実は先週末にメロンパンを焼いた後くらいから、うちのオーブンが挙動不審になり始めたのよね。突然ピーっていう電子音が鳴って勝手に電源がつくということが何度かあったので、とりあえずコンセントを抜いておいた。果たして今日は使えるだろうかと思って、この根菜を天板に並べてオーブンのスイッチを入れてみたら、10秒後に勝手に電源が落ちて、さらにその3秒後に勝手に電源が入るという、完全にアンコントローラブル。
仕方なくオーブンは諦めて、油で揚げました。
メインは根菜で、ほとんどおまけみたいな極薄ステーキ肉を焼いて、ステーク&根菜フリットのできあがり。
パンはいなげやの塩パン。昔からいなげやの塩パンは妙に美味いけど、今のバージョンになってますます美味くなってる気がする。1個70円とは思えないクオリティだ。
ステーキはペラペラすぎてウェルダン。まあこういうステーキも嫌いじゃあない。
それより根菜フリットですよ。ゴボウのフライがかなーりフライドポテトに近いものになってるよ!めちゃ美味しい。
そう言えば、前にどこかでゴボウのフライを食べたとき、ジャガイモのフライみたい!って思ったことがあった気がするな。改めてゴボウフライの意外な美味しさを思い出したわ。
フリットを油から上げるときに、網でアーモンドパウダーと思われる粉も一緒にすくってまぶしたので、アーモンドの風味もどことなく感じられるような気がする。これオーブンで作ってみたいわ。
そのオーブンだけど、おそらく電源回路のどこかで接触不良が起こってるのだと思われる。それだけなら分解して修理することもできそうではあるけど、もう6年使ってるやつだし、そろそろ買い替えようかなあ。ていうか買い替える気満々で、今週はずっとAmazonやら価格ドットコムのオーブンレビューばっかり見てたわ。もしかしたら明日にでも買ってしまうかもしれない。
おわり。