ピエール・エルメのマカロンに3度目のチャレンジしたら、飼い猫がマカロンになった話する?
サリュー!ケイチェルおじだよ。
記事のタイトル見て、何のこっちゃと思うだろうけど、まあ順を追って話すから聞いて欲しい。
今日はマカロン作りをしたんだけど、ピエール・エルメの"モガドール"っていうパッションフルーツとチョコレートのマカロン。チャレンジするのは3回目。
ちなみに1回目(前編)はこちら↓
2回目はこちら↓
2回目の時点で、細かい課題が残ったものの、一応の形にはなったかなって感じだった。
今回、新たに取り組む課題はこれ↓
これまではやってなかった着色。
とりあえず、右のクチナシ由来の天然着色料と、左の人工?着色料を買ってきた。グラム当たりに直したら値段が4倍以上違うというね。
ピエール・エルメのレシピ通りだと分量的に左の安い着色料の方が5gずつだから作りやすそうだったので、今回は人工?のほうで。要領が分かったら次回から天然のほうにしよう。
で、この着色料なんだけど、エルメレシピだと黄・赤それぞれ1本まるまる5gずつを20gの水で溶いて、そのうち黄色溶液を9gに赤を1滴混ぜて、さらにそのうち1gだけを使うという。2本まるまる空けて、使うのは1gだけよ?おいたんの場合レシピの半量だから0.5gだけ。まあ1本100円ちょっとと安価ではあるから今回は言われるままにやってみるけども。
こんな感じで黄色9gに赤1滴を混ぜたやつを作りました。着色用に何か容器を買ってこないとな…
今回もコックのレシピは、おいたんのマカロン師匠になって頂いた@k_baking_labさんの以下の記事を参考にスイスメレンゲで作ります。
<ピエール・エルメのモガドール第3戦:スカッド>
①コック
卵白:33g
グラニュー糖:70g
粉糖:10g (k_baking_labさんレシピのココアパウダー分)
アーモンドパウダー:35g
ココアパウダー(ふりかけ用)
②ガナッシュ
パッションピューレ:25g
グラニュー糖:7g
カカオ50%チョコレート:50g
無塩バター:7g
まずはガナッシュ作りから。前回ガナッシュが緩いという課題が残ったので、今回は固めになるようカカオ50%のチョコを買ってきました。
本当はカカオ95%とかで作ってみたいんだけど、あまり冒険はせず少しずつ上げていこう。
湯煎で溶かします。カカオが10%上がっただけでかなり溶けにくくなった。これは期待できる。
沸騰させてグラニュー糖を溶かしたパッションフルーツピューレを混ぜ、湯煎から外して最後にバターを混ぜて完成。
ぴったりラップして冷蔵庫に入れます。
続いてコックを作るよ。湯煎したボウルに卵白とグラニュー糖を入れて軽く混ぜながら、温度計で温度を測ります。50度を超えたらハンドミキサーでぐいーんするんだけど、なかなか50度にならなくて焦る。そう言えば前回もそうだったな。
お湯を入れ替えて50度にしたところで、ハンドミキサーでメレンゲを作ります。
スイスメレンゲの場合、角が立つようにはならない気がする。ねっとりした固いメレンゲが出来てるからいいか、ってことでこの辺で完了。
ここに着色料を入れていきます。エルメレシピの半量で行くと0.5gなんだけど、少しずつ色合いを見ながら入れることに。
0.5g以上、けっこう入れたのにあんまり濃い色にはならなかった。着色液は茶色っぽいのに実際にはただの明るい黄色になってる。赤が足りなかったみたい。まあ今回はこの辺でいいや。
ふるったアーモンドパウダーと粉糖を入れて混ぜ、マカロナージュします。最初固めの生地だったのが、程よくトロっと落ちるくらいの流動性になった。
絞り袋に詰めます。前回作った手書きの円シートの出番。
作りたかったサイズより少し小さかったかな。まあいいや。今回もしっかりツヤが出て生地としては大丈夫そう。さすがk_baking_lab師匠のレシピだ。
ココアパウダーをふります。前回の反省を受けて慎重に。
ここで手で触ってみたら生地がくっついたので、20分乾燥させることに。
しかし20分たっても生地が手に着く事態に。前回2回目のときはしっかり乾燥したのに、今回は湿度が高いからかなあ。さらに10分、うちわで扇いだりしたけど変わらず。k_baking_lab師匠は「乾燥なし」って仰ってたから、その言葉を信じて、表面がダレたままだけどこのままオーブンに入れました。
最初に180度で3分30秒、次に天板を反転させてコンベクションモードで150度9分で焼きました。
心配されたヒビもなく、ちゃんとピエも出て、綺麗に焼けました。次回は乾燥なしでいいかもしれないな。相変わらず絞り出しの形が課題ではあるけど。
このまま冷凍庫に入れました。そうするとよりしっとりしたコックになるらしい、ってYouTubeで誰かが言ってた(笑)
この後30分後くらいにガナッシュを冷蔵庫から取り出してみたら、カチカチに固まってて焦った。常温に置いたら柔らかくなりました。カカオ50%のガナッシュは冷蔵庫じゃなくて常温放置がいいかも。
最後にガナッシュをコックでサンドして完成。
日が暮れて暗くなってから室内の照明で撮影したら、せっかく着色した色がよく分からない(>_<) いずれにせよもう少し赤色を出した方がいいね。
前回課題だったガナッシュ緩い問題も無事解決。後は着色と絞り出しの形だな。
肝心の味は、スイスメレンゲの場合、食べ頃は2日後なのでまだ食べてません。前回2回目が美味しかったから今回も美味しいと思う(笑)
*****
という具合に、マカロン作りに少しずつ慣れてきたおいたん。
ついでに飼い猫のアイシャちゃんのためにAmazonでマカロンベッドを購入してしまいました。
ただ、猫グッズって、飼い主が気に入って買っても、当の猫は全く気に入らず無駄になることもよくあるよね。うちにも全然遊んでくれなかったおもちゃがいくつかある。いまのところ、ベッド系は最初警戒してなかなか使ってくれないものの、何日かすると気に入ってくれるというパターンだから、気長に使ってくれるのを待つか、と思ってマカロンベッドが届いた初日。
とりあえずコタツの下に設置した写真だけとろうかな、えーとスマホスマホ… あれ!?
スタスタスタ
いきなりかい!あなた、ニトリの猫ベッドのときは警戒して入るのに3日かかったよね?それが出会って5秒で合体みたいにw
しばらくこの体勢のままフミフミしてる。「あたしがマカロナージュの手本を見せてやるニャ!」って、すっかりマカロン職人になってしまったようだ…。
なかなか終わらないフミフ…いやマカロナージュ。ちょっとマカロナージュしすぎじゃないですかね…?生地がダレでしまいますよ。「素人は黙ってるニャ!」って、は、はあ…
しばらくすると、
ありゃりゃ、自分がマカロンになっちゃった。
すっかり気に入ったようで、さっそくおねむですか。
後ろから見るとガナッシュがはみ出してますけど、ちょっとムッチリしすぎじゃないですかね…
1時間後に見てみたら、
(笑)
飼い主ともどもへっぽこマカロン職人ですが、よろしくお願いしますw
おわり。
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