【リノベーション真っ最中!】籠って至福な“蔵の間”
こんにちは。カブトスです。
久々に、自分の目で現場確認!(留守番が続いていました)
3つの建物
大多喜町でリノベーション工事が進行中、古民家ホテル&レストラン『Roven OTAKIMACHI』。
敷地内には3棟の建物があります。
それぞれ役割を持っており、
・レストラン&ホテルのレセプション
・少人数向けの貸切宿泊棟
・グループ向けの庭付き貸切宿泊棟
として機能していきます。
1棟貸切のコンパクト空間「蔵の間」
写真は、少人数向け貸切宿泊棟である「蔵の間」です。
名前の通り、長い年月蔵として使われてきた建物です。
引き受けた時にはまだお荷物が残っていました。せっせと片付け、最後に残ったのは…
立派な金庫!
中身はしっかり、、空っぽになっていました。あまりの重さに人の手では運べず、ショベルカーで引っ張り出されました。
最後まで堂々たる姿。
きっととても大切なものが保管されていたのですね。
籠るに最適!?蔵で深呼吸。
実際に蔵の間の前に立つと
がっしりとした壁、ひやりとした空気…から、トンネルの入口のような印象を受けます。
ここがホテルの一室だなんて、どうしたらそんなリラックス空間になるのかしら?
しかし…中でしばらく過ごすと、妙に落ち着くんです。
木や土壁の、自然の手触り。
窓は小さくても空間に抜けを作っていて、息苦しさが全くありません。
収納や天井一部が取り払われ、実際に空間が広がったこともありますが、建物本来の力を感じました。
気持ちよく深呼吸ができそう。
この日は金子建築士直々に設計説明会!
基本構造はそのままに、床は高さを上げて出入りしやすく。階段の位置を架け替えて、入口から感じる圧迫感を無くす。
天井は基礎を残して撤去、光を取り込む。
1階にはシンプルなキッチンとテーブルを設置予定。また壁の一部が抜かれて、新設の浴室への扉になります。
とにもかくにも、まだ薄暗い蔵の中で、快適なお籠り空間が見えてきました。
続きます。
hanai