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オバサンたちの大運動会 ~「緑のオーバーザサン安全第一 私たちの大運動会」オバサンたちの狂宴(その2)~

こんにちは。カブトムシの母です。

前回に引き続き、「緑のオーバーザサン安全第一私たちの大運動会」についてお届けします。

前回の記事 ↓

いよいよ競技のスタートです。

スクリーンを正面に半分から右側の客席が赤・スー組、左側が白・みか組に分けられました。
私はみか組。

予め用意されたうちわには「ス」、ひっくり返すと「み」。
観客たちは、このうちわを掲げたり、たたいたりして声援を送りました。

玉入れ


最初の種目は玉入れです。

ルールは基本的に普通の玉入れと一緒ですが、音楽が流れたら玉を捨てて、その場で踊らなければならないという「ダンシング玉入れ」

1回戦目。合図と共に選手たちは一斉に玉を投げていきます。
そこへ「ババンババンバンバン」とドリフの曲。
しかし、オバサンたち無視して投げ続けます。
踊っている人はほとんどいません!

「オバサンたちが言うこときかないってこと、忘れていた~」とスーさん。

ちゃんと踊るように!と注意されて、2回戦目、3回戦目はほとんどの選手がルールを守っていました。
3回戦目に流れてきたのは西城秀樹の「ヤングマン」

選手も観客たちも一斉に「Y・M・C・A」!

「ヤングマン」を聞いたら、反射的に振りをつけてしまうのが私たち世代の習性です。

勝負は2勝1敗で、みか組勝利!

2択クイズ


次は2択クイズ。これは全員参加種目で私も参加できました。

全員立って、〇だと思ったらうちわの「ス」、×だと思ったら「み」を掲げます。
間違えたら座っていき、残りの人数が少なくなったら、アリーナに下りて行き最後まで残った回答者たちにはステキな賞品が。

3000人の2択クイズ、どれくらい時間がかかるのかな、と思ったら…

最初のクイズは「吉幾三の『俺ら東京さ行ぐだ』に出てくる村にあるのは、回覧板・カラオケ・バスである。〇か×か」(記憶によるものなので、ちょっと違っているかも。)
 
この歌はもちろん知ってます。が、冒頭の「テレビもねえ。ラジオもねえ」しか覚えていない。どっちだろう…。何もない村だからカラオケはないか?
 
周りを見ると「×」が多かったので、私も真似して「×」にしました。
 
ところが、正解は「〇」

ここで、8割ぐらいの人達が一斉に脱落。これにはびっくり。
 
次の「マカロンと生キャラメル、先に流行したのは生キャラメルである。〇か×か」でさらに脱落者続出。

続いて、美香さんも出演した「クイズ脳ベルshow」で出題される小銭の映像から瞬時にいくらか答える問題。

同時に映されたのが若い頃の美香さんで、皆、それに気を取られてしまい、
2択だったのに、正解者は数えるほどしかいなくなってしまいました。

結局3問くらいで、残った人たちがアリーナへ。
その後、2問くらいで、決着がつきました。
 
スタッフさんたちは10問以上問題を考えていたということで、得点関係なく、追加で2問くらい問題が出されました。

若者よりもオバサンに有利な問題が多いと言われていましたが、細かい年(青函トンネルが開通した年やキムタクと工藤静香が結婚した年)や流行した口紅の品番など全く覚えておらず、なかなか難易度が高い問題でした

100人PK

50人VS 50人で、それぞれのゴールに15分間1人ずつひたすらボールを蹴っていきゴール数を競う競技。
普通のPKと違うところは、ゴールキーパーがいないこと。

なんて優しいPK!

コースさえ問題なければ確実に決まります。
あとはスピードと、はずさないこと。

しかし、普段ボールなど蹴ったことがないオバサンには、これだけでもなかなか難しいようで…。

中には、普段からやっている、あるいは、昔やっていたんだろうなと思われるオバサン選手もいてカッコいいなと思いました。

ハーフタイムショー


昼休みをはさみ、ハーフタイムショー。
事前に秘密のゲストがくることが知らされていました。

そのゲストとは、私は知らなかったのですが、ネットでは既に決定事項として話題になっていたという

テツandトモでした!

番組の中で話題になることもあった二人。
満を持して登場!!

ギターの「ジャジャーン」で、会場は「キャー!!!」
と、この日一番の盛り上がりをみせました。

二人とも1970年生まれの同世代で親近感。

テツさんの50代とは思えないキレッキレの動きには感動しました。

そして、あごが長いというテツさん。
曲芸師のように、あごに“Over the Sun”の旗を載せて見せてくれました。
会場は大喝采!

スーさん美香さんと4人で並んで、「なんでだろう~」の動きや行進?を見せてくれたり、歌を歌ったりして楽しませてくれました。

じゃんけん大会


午後の部は全員参加のじゃんけん大会からスタートです。

美香さんとじゃんけんして、勝った人だけが残れるサバイバルゲーム。

3000人でじゃんけん大会って、どれだけ時間がかかるんだろう?と思いましたが、これも2択クイズ同様、2,3回であっという間に人数が激減しました。

私は1回目は勝ったものの、2回目はあいこで脱落。

アリーナで残った人達は最後の1人になるまでじゃんけん。

そして、その1人に与えられた賞品は、なんと秋田のブランド米「サキホコレ」一年分と、パルコとオーバーザサンのコラボ商品。
羨ましすぎる!

大玉送り


各チーム2列に並び、その間に大玉を転がして、列を二往復するというゲーム。

上から見ると、動きがよくわかって、あー、「もっと近づいたほうがいいのに」と思ったりしましたが、やってる人達には目の前しか見えないので、意外と難しそうでした。

3回戦やって1-2でスー組の勝利。

綱引き


最後の種目、綱引き。

ここまでの成績は、みか組が圧倒的リード。

綱引きは4回戦
これは力技なので、大きな男性がいる方が有利に見えました。

1回戦目はスー組の勝利。
2回戦目、3回戦目は接戦の末、みか組が勝利。
(しれっと、私服のテツさんがスー組に入っていました。

この時点で、みか組は100点以上の差をつけて勝利。

しかし、最終戦までやらずに勝利が決まってしまうのは面白くないだろう、ということになり、突如、最終戦だけ勝った方が150点というルールに⁉

そして、このような局面でよくあるように、スー組が勝利し、逆転優勝!
スタジオにはQueenの“We are the Champion”が流れました。

でも、早々とスクリーンに「スー組優勝」と出てしまったのは間違いだったようで?
「これから集計タイムに入ります」

待っている間、ヤマハのエレクトーン奏者の方のカッコいい生演奏が奏でられました。

誰もが知っているであろうF1のあのテーマ曲。(調べたら“TRUTH”と言うらしい)

(この方がスタンバってたから、どうしても「集計タイム」が必要だったのか?)

そして、しばらく後、改めてスクリーンに点数が映し出され(結果はわかっているけれど、一の位から順にオープン。)、スー組優勝が告げられました。

盆踊り


最後は全員で「大東京音頭」

移動式の櫓に乗って登場したスーさん、美香さん、そして、TouTube動画で大東京音頭を指導してくれた踊りの先生。↓ この方

事前にアリーナで踊れることになっていた人達の中には、この時のために浴衣で来ている人達もいました。

観客席にいる私たちは動けないので、見様見真似でとりあえず手の振りだけ。

そして、スーさん、美香さんとアリーナにいた人達で記念撮影が行われ(羨ましい!)、
二人からのあいさつの言葉があり、運動会は誰一人けがをすることなく、安全に無事閉会したのでした。

退場する観客たちに聞こえてきたのは「ブルーライト横浜」「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」

最後までにくい演出!

まとめ


観覧だけで1万円以上するなんて高い!と漏らしていた私でしたが、行ってみたら本当に楽しい一日でした。

競技に出られた人達は、スーさん美香さんとハイタッチしたりして羨ましすぎる!! と思いましたが、会場全体が楽しい空気に包まれ、元気がもらえました。

オバサンがはしゃいだり、浮かれていたりすると「いい年をして!」と眉をひそめられるものですが、同世代のスーさん、美香さんが、ハァハァ、ゼイゼイしながらも走り回って、はしゃいでいるのを見ていたら、人生、何歳になっても楽しんでいいんだ!と勇気がもらえました。

それにしても、参加した互助会員、みんな無邪気で素直。
「こんなのやってらんねーよ」みたいな斜に構えた人が誰もいない。
スーさん、美香さんに言われた通り、声を出し、ウェーブをして、
競技に参加する人も応援する人も一生懸命。
みんなで楽しもう、盛り上がろう、という空気が素晴らしいなと思いました。


中高年女性に夢や希望をもたらし、わくわくさせてくれるオーバーザサン。
次はどんなイベントを企画してくれるのか、今から楽しみです。

その日を楽しみに、明日からまた、ポッドキャストを聞きながら、ハードな毎日を生きていきます。

長くなってしまいました。
読んでいただきありがとうございました。

暑い日が続きますが、みなさま、どうぞご自愛ください。





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