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【まだ株】12/19週の市場はどうなる?日銀の利上げとクリスマス相場について
CPI、FOMC、小売売上高、日銀の利上げの発表を受け、キツイ下げが続いています。欧米投資家達は、クリスマス休暇に入る人が増えて、売買高が少なくなります。需給のバランスが簡単に崩される銘柄も多く、上にも下にもボラが大きくなる可能性があります。
また、FOMC後に行われたパウエルFRB議⻑の記者会⾒をきっかけに、クリスマスラリー(サンタクロースラリー:クリスマスに向けての株価上昇)が開始されるという展開でした。
しかし、足元の値動きはまったく逆で、残念ながら下落基調を鮮明にしています。これは、パウエルFRB議⻑とラガルドECB総裁、そして黒田日銀総裁から株式市場へ「好ましくないクリスマスプレゼント」が贈られたことが主因です。
個人の節税売りは、年内受け渡し最終日の12月28日まで出続けます。このため、逆張り的に押し目買いをするなら、今週は見送って、来週の26日~28日に買い出動することをおすすめします。また、逆張りが嫌いな方ならば、28日までは様子見を決め込み、29日以降の動きを見てから「株を枕に年を越すか否か」を決めればよいでしょう。
欧米の株式市場の先安観が非常に強いため、どうしても保有しておきたい自信のある銘柄以外は、無理して株を枕にすることは避けたほうがいいと思います。
とれるリスクは各自違うと思いますので、今一度、持ち株の点検してみても損は無いとおもいます。
このような相場では、無理して攻めて儲けようとするのではなく、ガードを固めて種銭を減らさないことに集中してください。
では、今週もお互いに頑張っていきましょう!