【読書記録】すごい左利き/加藤俊徳
私自身、生まれた時から左利きでしたが
双子の妹も左利きなのであまり珍しいことだとも思っていませんでした。
小学校のクラスにも左利きが数人居たので余計。(30人学級に対して自分含め4〜5人居たような気が...)
大学の同専攻でも6人中3人が左利き(芸術専攻だったからかも)
生きててあまり左利きを意識したことなかったのですが、面白そうな本を書店で見つけたので読了。
左利きの脳内医科からみた左利きの凄さ
左手を使うと右脳、右手を使うと左脳が発達する。
それぞれ役割があり、右脳は非言語系、左脳は言語系を担当します。
自ずと左利きは右脳が、右利きは左脳が発達することが目に見えますが、なんと言語処理を行うときは利き手関係なく左脳を使うとのこと。
なので、左利きの方が左脳と右脳の両脳使いで使える脳の範囲が広いそうです。
確かに、幼少期は絵を描くのが好きだったし、人と会話したりスピーチして話すことが大の苦手だったなぁ〜と納得しました。
母親に『話してることが支離滅裂』と言われるほど上手く話をまとめることが大の苦手で、思春期になると友達と会話するときの話題が思いつかなかったり上手い返しが思いつかず、話すことが苦痛だったな〜と思い出したり...
大人になった今はだいぶ改善されましたか、それでも気を抜くと話が脱線したり、結局何が言いたいの?ってなったりします。
(大人になってからスピーチ上手いねって言われること増えてきましたが、事前準備しないと上手くなんて話せません)
また、頭の中で思い描いてることをうまく言語化できないことも多く、それも左利きの特性(左脳が右利きより発達していない)からなんだな〜と
今までのプチコンプレックスみたいのがうまく消化されたような気がしました。
左利きも悪いことばかりではなく、逆に非言語系の脳が発達しているので、直感や独創性に長けているとの事。
ものすごく得意だな〜と思ったのことはありませんが、確かに直感で選ぶことも多く、仕事でもルーティン業務よりもアイディアを出したりする方が好きだったなと思い出しました。
左利きは得意分野が人よりマイノリティ
利き手が違うと発達する脳も異なり、得意分野も変わる。左利きは全体の1割しかいないため、その得意分野がマイノリティなんだなと思いました。
人とは違うということは、独自の見方や感性を持ち、それを周りに貢献することもできるのかも...?
また、独自性を磨くには未経験にチャレンジすることが良いと書いてありました。
いつも同じルーティンの生活をすると脳は一部の機能しか使わなくなるため、働かない脳はどんどん劣化していくとのこと。
これは利き手関係なく大事だなと、、大人になると余計同じ毎日の繰り返しになりがちなので新しい経験や行動を増やすようにしていくことを忘れないようにしたいと思います。
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