年齢と飲んだワインのグラスの数は誰も数えない
冬になると恋しくなり、夏になると邪魔なもの・・・「それは日光」である。
私は冬になると日光に恋をし、夏になると日光を悪者扱いをする。なぜなら夏は殺人的な暑さになるからだ。
しかし、ブドウの木は私とは違った性格の持ち主のようだ。
ブドウの木は日光を愛し、日光に愛されたやつなのだ。
ブドウは甘い。
甘いのは糖によるものである。
では糖はどのように出来上がるのか。
中学理科を振り返ろう。
植物は光合成というプロセスを経て水、二酸化炭素、日光を用いて糖分を果実に蓄える。
ということはワインにおいてより優れた味を生み出すためには日光も重要な要素の一つであるということだ。
そこで人間様がブドウの木にしてやることは剪定だ。
なるべく葉っぱ同士が重ねる面積を減らし、最大限葉に日光を当ててやるのだ。
このことを知ると本当に農家さんには頭が下がる。
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