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★秋分★秋のスーパーフードで【山芋のガトーインビジブル】


熊猫薬膳茶房にようこそ!
ちょっと一休みにお立ち寄りくださいな。
美味しいお茶とおやつ、あります。

二十四節気「秋分」、「陽」と「陰」が入れ替わる

9月後半の二十四節気は「秋分」。
昼間と夜の時間が等しくなる日。秋分から冬至に向かって夜の時間が長くなっていくよ。9月になった頃からどんどん日が短くなっているのを実感するよね。今はもう5時半になったら暗い。

秋分の日はお彼岸の中日で、先祖のお墓参りをしておはぎをお供えする日。春分と秋分の日には太陽が真東から昇り真西に沈むことから、仏教では西方の極楽浄土へのゲートが開く日と信じられてきたんだって。。

おはぎ、ススキ、彼岸花、萩の花。
すぐに暗くなってしまう秋の夕暮れ、昭和生まれの人は「すすきの中の子、一、二の三人〜♪」という「秋の子」の唄を思い出すよね。
「どこかで やきぐり やいている
 つばきを のむ子は 何人だろな」
うんうん、秋はお腹が空いちゃうんだ。
今日のおやつもたくさん食べていってね!

山芋は秋にぴったりのスーパーフード

今頃の身体は、夏に消耗した元気を取り戻し、冬を越すのに必要な栄養を一生懸命蓄えようとしているところ。
消化機能を司る「脾」も、呼吸機能を整える「肺」もに、元気の素となる「精」を司る「腎」も大忙し!
この「脾」「肺」「腎」の3つを応援することができるのが、とろろでお馴染みの山芋なのって知ってる?
漢方では「山薬」と呼ばれる山芋は「気」も「陰」も補給することができる薬膳界のスーパーフード。

生でとろろとして食べることの多い山芋だけど、火を通すと消化が良くなるだけじゃなく、ほっくりした食感がとても美味しい。他のお芋よりカロリーも低めなので、特に秋は積極的に食べようね。

身体の潤いを補給するアスパラやエリンギ、卵やチーズを一緒に焼き込んだ甘くないケーキ、山芋のガトーインビジブルだよ。

レシピメモ

★山芋のガトーインビジブル

材料(20×6cmのパウンド型1台分)
・山芋 10〜15cm
・アスパラ 10〜20本 太さに合わせてお好みで
・エリンギ 1パック
・牛乳 100cc
・卵 2個
・小麦粉 80g
・ピザ用チーズ 1/2カップ
・塩・こしょう 適宜
①山芋は皮をむき、できるだけ薄く短冊に切る。すべるので気をつけてね。
エリンギも薄切り、アスパラは根元の硬い部分を折る。
②ボウルに卵を溶きほぐし、牛乳、塩、こしょう、薄力粉、チーズを入れて混ぜる。
③山芋に②の生地の半量を絡める
④パウンド型にオーブンシートを敷き詰めて、③の山芋半量→エリンギ→アスパラ半量→残りの③の山芋→残りのアスパラの順番に入れる。
「すみっこまで具を敷き詰める」「具材が平行になるように重ねる」ようにすると断面がきれいになるよ。
⑤②の生地の残りをふちから流し入れ全体にいきわたるように型をゆらしてならす。
⑥180°Cに予熱したオーブンで50分ぐらい焼く。表面が焦げそうだったらアルミホイルを乗せる。
竹ぐしをさして生地がつかなかったら焼き上がり。
⑦粗熱が取れたらシートごと型から取り出し、そっとシートをはがす。
お好みの厚さに切ってできあがり!

※かぼちゃやベーコンなどお好みの具材を入れてみてね。


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