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人生のカラクリがやっと分かり腑に落ちた
私は今年7月に50歳になった。人生50年も生きたなんてとても素晴らしいし、今まで頑張ったかは分からないがなんとか生きてきた人生を褒めたい気もするが、同時にここ2、3年前から体のあらゆる不調に悩まされてきた。最初は足の足底筋膜炎から始まり、痛みは全身に広がり慢性的な腰痛、今までなかった肩こり、首こりそしておまけに手の痛みまで感じるようになり大好きなピアノの練習も出来ない時が出てくることもあった。
そして食生活を大幅に変え、ほぼ小麦粉、乳製品、植物油や砂糖も食べないような生活を送るようになったが、ここ最近閉経も迎え気づけば、髪もパサつき、顔もシミだらけで今までなかったほうれい線や肝斑まで出てきて一気に老け込んで見えるようになった。
4毒抜きの食事制限で症状は改善したもののどうやら私の体は一生分の小麦粉、乳製品、油物を取ってしまったらしく、ちょっとでも取るとすぐ何らかの痛みや老化となって私を苦しめるが、実は、本来人間の寿命は50歳くらいであとの人生はおまけで生かされてるだけなのではないかと気づいた。
昔の大多数の人はこんな不調が出る前にきっと天に召されていたのかもしれない。聞いた話によると、日本昔ばなしに出てくるおじいさん、おばあさんの設定年齢は40代とのことらしいし、サザエさんに出てくるおじいさんの波平さんの設定なんて54歳ですよ。今の常識から見たらかなり老け込んでませんか?今は美魔女とかなんとかが騒がれる時代で、世の中の50代もずいぶん若く見えるようになったしそういう風にしなければならないという風潮が強い。寿命の先の残りの人生は、色々不自由と我慢を強いられながらも、このまま無意味に生かされるだけの人生を選ぶかそれとも食の楽しみを捨てつつも3度の飯よりも好きなものを見つけそれで食べていける人生を選ぶか、いずれにしても世間で言うほど年取るのは楽しいことではないと悟った。