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これからAIには「人生の経験」を学ばせたい
ChatGPTなどのAIは主にインターネット上の文書・文章を学習の対象にしていたといわれる
それもほぼ学び尽くし、もう学ぶものがない、という状態にすでに達している、という説もある
それでは、AIの発達はもう頭打ちなのか
AIはこれ以上賢くなりようがないのか
AIの学習は限界に達するのか?
「インターネット上のデータには限界があるから、AIの学習量は頭打ちになる」という説について、というお題でパープレのディープリサーチをかけて、その結果文をGPT-4oで要約したのが下記の文章だ
AIが進化し続けるには、大量のデータが必要だ。
しかし、インターネットにあるデータは無限ではない。
これが「AIの学習は頭打ちになる」という説の根拠になっている。
特に、高品質なテキストデータの増加が鈍っている。
すでに多くのデータがAIによって生成されており、
AIが自分の作ったデータを学習する「自己参照」問題も出てきた。
さらに、著作権の厳格化で学習データの利用が制限される。
例えば、ニュースサイトや書籍のデータは簡単には使えない。
プライバシー保護の規制も強まり、
医療や顔認識AIの開発が難しくなっている。
では、AIの進化は本当に止まるのか?
研究者たちは「合成データ」を活用しようとしている。
これは、シミュレーションや他の技術を使って
人工的に学習用データを作る方法だ。
また、少ないデータで効率よく学習できる技術も進んでいる。
新しいアルゴリズムや転移学習の進化が期待されている。
AIの未来は、データの限界をどう乗り越えるかにかかっている。
技術の進歩が続けば、新たな突破口が開かれるかもしれない。
難しいことはさておいて、AIに「人生経験」を積ませてやりたい
正直な話、AIをそんなに賢くしなくても今のままで十分だ
ただ、AIは常識とか人生経験とかを学んでいない
これをなんとかしたいと思うのだ
人間、社会に出て働いていりゃ、さまざまなことを経験する
そうして、勉強では知り得なかったことを学んでいくのだ
これを「世間知」とか「経験知」という
こういう経験を積んでいったとしても、そんなに賢くはならない
だが知恵がつくのだ
こうした世間知、経験知はほとんど明文化されることがない
だからインターネットにも(一部のブログ記事とかを除いて)載っていない
これをAIに学ばせてやれば、今よりもっと仕事ができるような気がする
さりとてアンドロイドはまだ先の話
だからといって人間社会に紛れこんで一緒に行動できるようなロボット、つまりアンドロイドはまだ先の話だろう
一部接客用ロボットなどが飲食業で使われているが、それが客対応の会話などができるようになると、少しは可能性があるかもしれない
しかし、産業用ロボットはほとんど人間と会話するように設計されていないし、同じことを延々と繰り返していくだけの動作だから、学習には適さない
オフィスワークにアンドロイドが登場するのは、もっとずっと先のような気がする
ウェアラブルなAI学習端末はどうだ?
それでは、人間がAIにつながっている端末をつけて行動するのはどうだ?
たとえば、メガネ型のデバイス
わからないよう、カメラとマイクを内蔵していて、人間の行動を見たり、会話を聞いている
たとえば営業マンがこれをつけて、得意先へ行く
得意先の担当者との会話をずっと聞いているのだ
そして、そのデータはどんどん会社のAIに蓄積されていく
さりげない会話の中から、得意先の情報を抽出していく
それだけじゃない、担当者がどんなジョークが好きだとか
どんな提案のしかたをすると受けがよいのかとか
そんなことも学んでいく
営業マン全員でそれを共有すれば、どんどん世間知がついていく
もちろん、着けている本人のサポートも提供すれば良い
たとえば、得意先から何か質問があったとしたら、瞬時にそのデータを着用者にしかわからない形で提供するとか
新人の営業マンであったとしても、AIの助けを得て、ベテランなみのセールストークができるようになったりする
世間知・経験知を身につけるとAIは無敵にならないか
AIは賢い
それはAIを触っているとよくわかることだ
いっぽうでAIは生活していれば普通に身につくようなことを知らなかったりする
文章化・文書化されたものだけが人類の「知」じゃない
文にならない世間知や経験知にAIがアクセスできるようにすると、今よりもっとAIを使える範囲が広まると思う