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SAPIXでα入りするための時間の使い方 ~量と質、そして我が家の時間割~
こんにちは!小5の娘と中学受験道を歩む父親です。
今日は、SAPIXでαクラスに入るための時間の使い方について、我が家の経験を交えながらお話ししたいと思います。
勉強は量と質、どちらが大事?
まず、勉強において「量」と「質」、どちらが大事かという議論がありますね。私は、どちらも大事だと考えています。
計算練習や漢字、暗記科目などは、やはり「量」が重要です。 繰り返し練習し、体に染み込ませることで、処理能力や知識が向上します。ここは、毎日の積み重ね、つまり接触時間がものを言います。
一方、じっくりと考え、深く理解することが求められる問題に対しては、「質」が重要になります。 時間をかけて、試行錯誤しながら、本質を理解することが大切です。
つまり、勉強内容によって、「量」と「質」のどちらを重視すべきかが変わってくるということです。
ただし、「質」の高い勉強をするために一定の集中力が入ります。うちでは子どもの集中力を上げるために初めに計コンをやった後で、難しめの問題に取り組んだり、逆にだれてきた、疲れてきたなとなった時はそこで勉強を終わりにしたりします。
我が家の時間割、公開します!
娘がSAPIX小4の途中から成績が安定し、αクラスをキープできるようになった頃の、おおよその勉強時間配分は以下の通りです。
算数: 35% (5.5時間/週)
理科: 40% (6時間/週)
社会: 20% (3時間/週)
国語: 5% (30分/週)
この時間配分を見て、皆さんどう思われますか?「国語、少なすぎない?」という声が聞こえてきそうですね(笑)。
しかし、娘はもともと本を読むのが大好きで、国語は得意科目でした。そのため、SAPIXの宿題は漢字や言葉ナビなどの基礎的なもの以外は、ほとんどやっていません。その分、他の教科に時間を割くことができました。
特に、理科は40%と最も多くの時間を割いていました。小4の理科は、毎回新しい単元で、覚えるべき知識量が膨大です。授業の復習、知識のインプット、問題演習…と、とにかく時間が必要でした。
算数と社会は、平均的な学習時間だと思います。SAPIXの宿題をきちんとこなし、理解を深めることに注力していました。
あとはマンスリー等のテスト前は追加的に過去の復習に時間を投下しています。これはまた別の機会に。
朝勉はマストではない!
「朝勉」が良いとよく言われますが、必ずしも全てのご家庭に当てはまるわけではないと思います。
朝型の生活リズムのご家庭であれば、朝勉は効果的でしょう。しかし、無理に取り入れても、子供が眠い中で勉強しても効率は上がりません。
実は、我が家は、全員朝が苦手です(笑)。娘は、学校に行く30分前にようやく起きてくるような生活リズムです。
大切なのは、各家庭の生活リズムに合わせて、無理なく、効率的に学習時間を確保することだと思います。
まとめ
SAPIXでαクラスに入るためには、やみくもに勉強するのではなく、「量」と「質」を意識し、教科ごとの特性に合わせて、メリハリをつけて時間を使うことが重要です。
そして、子供の得意・不得意、性格、生活リズムなどを考慮して、最適な学習計画を立てることが大切だと、娘の中学受験を通して実感しています。
このブログが、皆さんの学習計画のヒントになれば幸いです。一緒に、子供たちの成長をサポートしていきましょう!
皆さんのご家庭の時間割や、学習時間の工夫なども、ぜひコメントで教えてください!