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クジャクのダンス、誰が見た?第5話 感想

寒波!早く過ぎ去ってくれ〜という今週。

いよいよ中盤でおもしろくなってきた。

まずは、松風がなぜ弁護を依頼されたのかの疑問が解ける。東賀山事件を担当した弁護士が心麦の父に会った時に話したからだった。その理由が「地味だから」。松風本人はそれに対してあまり喜ばないが、わたしはこれ言い得て妙だと思った。仕事をしていても派手で結果を大きく出す人もいれば、地道にコツコツ積み上げている人もいる。私もどちらかと後者のほう。感情移入した訳ではないが、やはりコツコツ型は地味め。でも浮き沈みは少ないし、大器晩成型で着実に最後には大輪の花を咲かせると信じている。だってそこにきちんと積み重ねられてきた努力があるから。だから「地味」って結構侮れないと思う。

それから、松風の過去にも触れた。今回は松風回だったかな。両親の離婚、行方不明になった父、ストーリー展開としてこの父親が鍵なのかなと思ってみていたら、最後になんと松風の父親が登場した、というのが今日の終わり。

ネタバレになってしまったが、今回は「真っ当」という言葉もキーになった。松風のことを真っ当だと他人は見るけれど、本人はそんか風に思っていない。そこから松風の過去が明かされていく…そんな展開だった。この「真っ当」って難しい言葉よね。実は私はあまり好きでない言葉かもしれない。「真っ当」や「普通」ってだから何なの?って反抗したくなる。ある一定の基準からその人を判断する考え方は危険だと思う。このドラマはそんな事にも警鐘を鳴らしているようだ。

おわり

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