はたらく細胞
親子ともにアニメが大好きだった『はたらく細胞』。
実写化発表の際に一抹の不安を感じたのは一瞬。公開されたティザービジュアルを見て「完成度高っ!」と思いました。
永野芽郁さんの赤血球も、佐藤健さんの白血球も、なんの違和感もない。そして公開された予告を見て、ますます期待値は高まりました。これは行くしかないでしょう!と、長女とともに映画館へ。
今作は原作にない阿部サダヲさんと芦田愛菜さんの現実世界パートがあるのですが、そこがあるからこその世界観が良かったです。
そして細胞たちの再現度。エキストラがたくさんとは聞いていましたが、まさに細胞の動くさまは圧倒されました。
そしてストーリーの深さ。
細胞の世界でも現実の世界でも。喜怒哀楽すべての感情が揺さぶられて、まさかはたらく細胞で泣かされるとは思いませんでした。
監督のインタビューも拝読しましたが、本当に原作を愛して、そのうえで実写にするならこうすべきという現実パートだったのだなと納得しました。
さらに役者様の再現度の高さ!
ひとりひとりあげるとキリがないですが、山本耕史さんのキラーTも、仲里依紗さんのNK細胞も素晴らしかったです。
なにより血小板ちゃんの可愛さ。ちゃんと子供だったことがとても魅力でした。
内容的には重い部分もあり、考えさせられることもあり、けっして楽しいだけじゃない『はたらく細胞』。
すごいエンタメ映画でした。