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リーダーに必要なコミュニケーション

昨日は美容師になってからスタイリストの体験の中での
コミュニケーションについて書かせていただきました

今回は店長になってからのコミュニケーションについて
書いていこうと思います

僕が店長になったのは10年ほど前

めちゃくちゃやる気満々で
自分なら今までの店長よりもできる!
そんなことを思って店長になりました

結果は散々だったのですが笑

リーダーに必要な要素は様々あると思いますが
コミュニケーションの観点で見ていきます

まず第一に
自分はできるって思ってしまった時点でまちがっていました

まちがいの中でもスタッフを理解できていると思っていたのが
大きなまちがいでした

店長としてスタッフに伝える前に
スタッフのことを理解するコミュニケーションができていなかった

「なんで言うことを聞いてくれないんだ!」
こんなことを店長が思っている場合
おそらくスタッフたちは
「店長は私たちのことを何も理解しようとしてくれない」
と思っている

このようなことがよく取り上げられてると思います

実際に僕が衝撃を受けたできごとで
6人いたスタッフのうち4人が辞めていったこと

僕は当時、その行動を理解できなかった
ただただ悔しかった

でもじっくり考え、自分を振り返って
誰のことも理解してあげれてなかったんだと気づきました

スタッフと店長の間には見えない壁がある
店長にとっては感じていなくても
スタッフにとっては大きな壁
それを実感して崩していくのは店長がやるべきこと

スタッフから気にせず話してほしい、というのは人任せでしかない
スタッフの意見や本音を聞きたいなら
まずは、その見えない壁を崩さなければいけない

その壁を崩してからでなければ、伝えたいことは伝わらない

必要なのはお客さまと同じで相手を理解するということ

お客さまと違うのは
リーダーと部下という立場の違いが確実にあること

お客さまとのコミュニケーションはどちらかというと
お客さまを美容師として、もてなす立場であること
立場だけで考えるとお客さまが上に来るのではないだろうか

スタッフたちにとってリーダーは上の立場だと捉えると
部下はリーダーをもてなす立場だということになります

考えてみると、
お客様から積極的に壁を崩してくれることはほとんどありません
でも
リーダーは上から崩すコミュニケーションをする必要がある
つまり、
本質は同じでも、全く別ものだということです

スタッフとどれだけフラットな関係にできるかが
僕のリーダーに必要なことだと思っています

リーダーがフラットだと思っていても
スタッフたちにとってはリーダーという存在であることは
まちがいありません

そのことを自覚してコミュニケーションをとる
本音はなかなか言えないものだし、
立場は違うのだから
考える根本が違うことを自覚しなければいけない

とはいえ
スタッフを甘やかすとか、とにかく優しくすることではなく
スタッフの意見や考えをリーダーという立場を抜きにして
フラットに受け止め、真剣に考える

その上でリーダーとしてのアウトプットをすることが大切です

そもそも
人は100%理解しあうことは不可能だと思います
どれだけ共感できる部分を見つけられるかが
コミュニケーションには必要です
立場の違うリーダーとスタッフだからこそ
意識的にやっていくことが大事だと僕は思っています

それと
店長がどれだけ本気かなんてスタッフにはすぐに伝わります
これも言葉ではないコミュニケーションではないでしょうか

スタッフたちは、リーダーの行動を見て、
いろんなことを感じています

建前でやっていることなんて
建前でやってるんだって伝わっているのが現実です
ご機嫌を取りにきてるんだって感じるのが現実

直接の対話だけでなく、
普段の行いでも、いろんな影響を与えている

どれだけ寄り添っても
リーダーであるという立場を自覚して一生懸命やるのが
人がついてくるリーダーではないかと思います


こんな活動をしています
目を通していただけたら嬉しいです

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最後まで読んでいただきありがとうございます



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神田真宏@学校をつくる美容師
目標は学校を作ること人を活かす学校を作りたいです。最近はいろんな人とコミュニケーションが取れる方法を考えています。何かこれから生きる人に残せるモノを作りたいと思っています。