![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68272249/rectangle_large_type_2_4fe8a6c7fd2bd28d383915041113a15e.jpg?width=1200)
生涯トリサポ宣言
私kameは生涯トリサポであることをここに宣言します。
天皇杯決勝
大分トリニータ 1-2 浦和レッズ
惜敗だったけれど大健闘。
立ち上がりに、個の質で上回られてあっさり失点した時はマズいかもと思った。
もちろん試合展開的にもマズいわけだが、もう一つ懸念材料があった。
この試合には、あまりサッカーに詳しくないけれど興味を持ってくれてる友達がいた。
もちろん僕は彼らに、トリニータの魅力であったりサッカーの魅力をたくさん話しているわけで、彼らはわからないものながら期待に胸を膨らませていたことだろう。
そんな試合でもしボコボコにされてしまったら…
自信満々にオススメした映画が友達にはあまりウケなかった時、紹介した子が友達のタイプではなかった時、他にもたくさんあるだろうが
これらと近しい気持ちになることは察するに容易なことであろう。
そんな不安を抱えながら見守る。
両者拮抗した闘いを見せ、気づけば時計の針は90分。
手が湿る。
北斗が右足であげた。
よく逆足であげきったと思った。
ペレイラのヘディング。
入った!同点!
これこれこれ!!!これを観に来たんよ!!!!!
友達と湧き上がる。
嬉しさと、安堵と、かっこよさ、2試合連続起こしたミラクルに思わず目頭が熱くなる。
なんでチームだ。
死ぬ気で守り切れ!
思ったのも束の間、
3分後
千両役者・槙野がゴール。
キーパーノーチャンス。
試合を持っていかれる。
しょうがない。
しょうがないけど、あまりにも残酷なドラマ。
僕らは10分くらい言葉を失っていた。
負けたのもそうだけど、さっきの土壇場での同点。
ミラクルであり優勝を引き寄せる点が、槙野のゴールと、役者具合を際立たせる”材料”となってしまったことが何より悔しくて悲しかった。
友達には、サッカーの面白さと残酷さがたっぷり詰まった試合を見せることが出来たのではと今では思ってるけどね。
大健闘してくれた選手たちに文句はもちろんない。相手が上回っただけでしょうがない。
むしろ、追いついてくれて感謝しかない。
試合後、歓喜に沸く浦和レッズの選手とサポーターを尻目に片野坂トリニータは円陣を組んでいた。
内容はこちら、
【ラストゲーム
— NHK大分放送局 (@nhk_oita) December 19, 2021
片野坂監督のメッセージ】#天皇杯 試合後のピッチで、
悲願の初優勝に
あと一歩届かなかった選手たちへ、
片野坂監督がかけた最後の言葉です。#大分トリニータ #一致団結 pic.twitter.com/pJmF8j13PK
これは10回見て10回泣いた。
片野坂さんほどの人格者が監督であるトリニータは
好きにならざるを得ない。そんな方が退任するのは本当に寂しい。
僕自身サッカーの魅力というか、サッカーの大好きなところって劇的なシーンなんですよね。
それが応援するチームだったら1番嬉しいけど、他のチームの劇的ゴールでも感動して涙を流す時があります。
いつだったか、残留争いしてたガンバ大阪のアデミウソンが劇的ゴール決めた時もすごい感動しましたね。
そして片野坂さんはそれを体現している人なんですよね。すごくエモーショナルな人です。見ていて感情移入しちゃって、いやでも彼のことを好きになります。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68305537/picture_pc_fc92d83372e4441e521ff8f93c29ce86.png?width=1200)
決勝ではそんなシーンを二つも見れたことは、悔しいけど、よかったなあと感じます。高いお金払って東京に行った甲斐があったなあ。友達は喜んでくれたかなあ。
ひとつ確かなことは、この試合を目の当たりにして僕は生涯トリサポであり続けることを決意しました。
ありがとうトリニータ。
ありがとう片野坂監督。
(文グチャグチャですいません🙇🏻♂️)