プロとはなんなのか…

いまだに追い続けているのが、この事。
人から決められるのか、実績を作ったからなのか、年数なのか。そんなものに定義はなんなのかと、最近は思う。強いていうなら、自分で決めればいいと思うと考える。

学生(役者の卵たち)を相手にしていて、未熟だと言い張り否定したり、何で分からないのかと呆れるのは、こちら側の自己満だと思う。では、そういう人たちは完璧にやっているのか。そうなのであれば、素晴らしい人間であると周りから称賛の嵐が起きているのだろう。

でも、そんな人間は見たことがない。

そして、言い張れるだけの自信は私にはない。ただ繕う必要はあるにしても、それに対しての理由は必要。教える以上、見本である体をなさなければならないのだから。相手が未熟なのであれば、教える側にも問題がある。分からないのだったら、教えればいい。それを分かりやすく教えるだけの説得力と信用がない。だから教えられても腑に落ちてくれないのだ。

だから、考え事の純粋悪は存在する。悪気がなかったとしても。人間の純粋悪は存在しないと思うが…魔神ブー

少数にでも認められるように、私は努力したい。
だから、自分の中で定義付けをしてみた。

自身で考え動く、それが人に影響を与えることがプロ。
動けるだけは、セミプロ。
動かないはアマチュア

間違えないように、自分自身の考えで動き、それを正しいと思って着いてきてくれる人に恥じない人間であれるように生きることが、私のプロの定義なのかもしれない。