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書くこと。

2024年のテーマ
「書く」

こんなことを掲げたからには、始めなきゃいけなかった。
なので、始めました。note。
その経緯。
もし読んでいただける方あれば、先に感謝を伝えます。
駄文乱文ながら、お付き合いください。



僕は漫画が好き。本が好き。映画が好き。舞台が好き。エンタメが好き。
浸ることがしあわせで、享受することがよろこび。

それはもちろん今もそうなんだけど、最近、新しいものをみても、それで「あーおもしろかった。しあわせ。」だけではないものがある。
頭の中にずっと何かが残ってる感じがする。スッキリしない。

そう思っていた年末、帰省していた岐阜の本屋で、古賀史健さんの「さみしい夜にはペンを持て」をみつけた。

冒頭の文章を立ち読みして鳥肌が立って、帯を読んで買うのを決めた。

内容は割愛するけど、超簡単に言えば「書くことのススメ」。
とてもおもしろくてすぐ読み終わった。

頭の中には、「ことばにならない思い」(本書では「コトバミマンの泡」と表現されていた)がある。それがたくさんあると、頭の中がモヤがかかったみたいに重くなるんだとか。

ん?あ、そっか。
最近感じてたモヤモヤは「コトバミマンの泡」だったのか。

.
.
.
いや、ちがう。最近じゃない。
ずっとあった。

ずっと残しておきたいものが、忘れたくないものが、頭の中にたくさんある。

大切な友だちのこと。
あの日みた景色や匂い。
社会をみて思うこと。
僕のみえる世界。


それはモヤなんかじゃなくて、僕の中に残る大切な記憶なんだって、ようやくわかった。


幸い僕は恵まれた人間で、話すことが好きな性分で、話を聞いてくれる友人もたくさんいる。家族もそうだ。

それでも、言えないこともある。
言いたくないこと、聞かせたくないこと。
聞きたくないこと、言われたくないこと。
たくさんあるよ。人間だもの。

じゃあ、頭の中に置いておくしかないか、って思ってずっと入れっぱなしにしてたんだけど、どうも収まりが悪くなってきた。
みんなどうしてるんだろうって思ってたけど、そっか。
書けばいいのか。

コトバミマンの泡に、僕の中に確かにあった記憶に、かたちを与えられるのは自分だけなんだってやっと気づいた。むしろ今となってはそれしかないんだって思ってる。

「さみしい夜にはペンを持て」の帯のブレイディみかこさんの言葉を読み返す。

「書くことは苦手だとか、嫌いだとか、言葉なんて面倒くさいし
本当の気持ちは伝えられないとか思っている人。
そんな人たちにこそこの本を読んでほしいと思いました。
あなたは誰よりも書きたくなる人かもしれないから」

はい、苦手だし、めんどくさいし、本当の気持ちは伝えられないとか思ってました。いまめっちゃ書きたいです。


だから、始めることにしました、note。
正直きっかけがなかったから、始められてちゃんとうれしい。

noteに全部書くわけじゃないけど、ノートと使い分けながら、ぼちぼちやります。

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