雑記:睡眠薬を飲むとぐっすり眠れる。;20200324

 いや何ごく当たり前の事を言っているんだと思われるかもしれないが、これは私にとって革命的な事である。

 双極性障害とは関係なしに、私は不眠症だ。眠る前の退屈な時間が苦手になってしまったし(あれやこれやと考えてしまう)、そのまま一時間二時間経ってしまうともう死ぬほど焦って精神衛生上によくない。私は元来8時間眠らないと次の日まったく動けなくなってしまうたちだから、寝る時間になるととにかく長い時間眠らなきゃという強迫観念に襲われる。

 それと病気が酷かった時は、「眠ると朝が来るから眠れない」というのがあった。眠ってしまえば無意識のまま7、8時間過ぎて朝が来襲し、また憂鬱な時間が始ってしまう。そう思うとそれまでの短い猶予期間を何とか伸ばしたいと思う。

 それが睡眠薬を飲むと簡単に眠れるからすごい。その性質上薬局で売るなどの事は出来ないのだろうけど(服薬自殺とかあるから、、、)、「なんで皆飲まないんだ?」というくらい眠くなってくれる。私が飲んでいるのは睡眠の導入のあたりで効果が効く薬だから、翌朝薬が身体に残って眠すぎるという事もない。

 ただし、何れかの理由で薬が切れた時はもう、地獄である。薬を飲むのに慣れてしまったせいか、ひどく眠れなくなってしまう。一度寝たと思っても睡眠が浅すぎて、死ぬほど夢を見たり中途覚醒してしまったりする。そのせいか安易に通院を休め無くなってしまった。昔は何かの事情で病院に行けなくなって通院が二日ほど延びた時にも、手元には余った薬があるので安心だった(飲み忘れた分が溜まっているから)。だが、睡眠薬に関してはちゃんと毎日飲んでいるので「余り」というものがない。だから仕事がある日の前は薬を飲んで、明日がオフの日は飲まないようにするという「日程調節」が肝心となっている。「飲まない日」は完全に駄目になってしまうのは言うまでもない。

 そうそう。酒との併用はやめておいたほうがいい。といっても私はアル中なので飲むのだが、確かに酒を飲めば一般的には眠りやすくなる。しかし私の場合それは二日酔いになるほど深酒した時だけで、ほとんどの場合は効果が薄い。

 だから寝る前は睡眠薬を飲まざるを得ないわけだが、これは気を付けたほうがいい。何故かというとアルコールと睡眠薬の併用は、睡眠薬が雑に効きすぎてやばいからだ。どう効くかというと、「一時的な酩酊状態」になる。Twitterなどに身に覚えのない文章を書く、禁止されている行動を取ってしまう(吸ってはいけない部屋の中で煙草を吸うなど)、その他奇行……そして次の日には記憶が無くなっている(酩酊だから)。昔ほど酒で暴れる事もなくなった私だが、この睡眠薬による酩酊での失敗は、最近でも幾つかある(笑) 笑ってんじゃねーよ。

 だが私の生活に睡眠薬が欠かせないのは事実だ。眠らなければ仕事も出来ない。仕事が無かったとしても昼寝ばかりしてしまう一日になってしまう。まるで生産性が無いし、精神にも悪い。そう考えると双極性障害の薬と同じで、もうこれ無しでは生きられない身体になってしまったといえるだろう。悲しい事であるが、生きる上では仕方のない事だ。ちなみに今日で睡眠薬が切れてしまったから、今夜は地獄が待っている。深酒すれば多少はマシになるが、最近は肝臓の値が悪いからなあ……。健康診断で五段階評価のD(検診を推奨)が出てしまった。これは病院に行かなければならないのだろうか。いきたくないなあ……

 ここまで読んでくれてありがとうございます。貴方の人生に幸運を、貴方の自我に祝福を。

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