ウエダケイタ(9/5・27出演)
あの場所で僕らが関わる最後のイベント9月27日。
トリをお願いしたのは5年間を最多出演で支えてくれたウエダケイタ。
きっと僕も彼もお互いに感謝はすれど、お互いを特別扱いするような気は全くなくて、コロナという長かった期間が時として僕らをセットのように見せていたり、特別な何かであるかのように見せていたりがあったのかもしれないって振り返る。
ただ、間違いなく先頭に立って支えてくれたアーティストであって、共に戦った戦友の代表的存在であることには違いないって思ってます。
本当に沢山のシーンで支えてもらったし、沢山のアーティストに繋いでもらったし、沢山の情報やヒント、勇気をもらった。ありがとう!
沢山のアーティストが僕たちと色々なことに挑戦してくれたけど、そんな挑戦の始まりも彼だったのかなって思う。
こうして今はnoteという形で執筆しているけど、コロナに入ってすぐの頃に少しでも何かできないかってアーティスト紹介の電子書籍を書いたことがあった。いくつかのテーマを持ってアーティストにインタビューしてそれに私見を添えて書籍化するというものだったけど、そのインタビューをウエダケイタに関しては配信という形で行った。
今となっては沢山の顔馴染みのファンの方々もいるウエッターと呼ばれるウエダケイタファンのほとんどがまだ僕の存在を認識していない頃。そして、会社員生活と2足の草鞋で活動していた僕が顔出しが出来ない時代。
そのインタビューから発展して開催されたのが「プラネタリウムワンマン」ということになる。これまでに4度開催したプラネタリウム企画の始まりも彼だった。
このインタビュー配信には実は裏話が。。。
後にこの感謝記事を書くmiyabi君が9月27日のMCで言っていたコロナ禍に知り合いの店に行こうって話になった時にその場にウエダケイタが居て初めて対面したけど、なぜそのメンバーだったのか今でも覚えてないって言ってた。実はその日、ウエダケイタとmiyabi君に電子書籍のインタビューをするって話で会うことになっていたんだけど。。。時はコロナ禍。それぞれの近況や今後の不安や活動方針などを話してるうちにインタビューは全く行われず。。。僕はカバンからPCを出すことすらなかった笑
そのお陰でインタビュー配信となりました!!笑
ファンの方のSNS投稿にもあったけど、コロナ禍の序盤は特に「とにかくウエダケイタ」というくらい彼とは毎週のように顔を合わせていた気がする。数々の印象的な言葉を残してくれたから安心して声をかけていたし、他に歌う場所がないなら、うちに偏る結果になっても問題ないならってとにかく彼を含めたイベントを組んでいた。
「イベントが中止にならないなら僕がキャンセルすることはない」
「出演キャンセル出てもワンマンででもやります」
「お客さんが飽きないようにしないと」
このあたりの言葉たちが僕の背中を押してくれたし、イベントを止めないという選択を後押ししてくれた。同じ思いを持っていたアーティストは他にも少なからず居ただろうし、後にそのスタンスを表に出すアーティストも出てきたりもしたけど、僕にとっての最初は彼だったと思う。
コロナ禍にもかかわらず初のサーキットイベントの開催に至ったのも彼が会場を繋いでくれたお陰。彼が繋いでくれた矢田武史のひと言でリリースに踏み切った初のコンピレーションCDと合わせて半年くらいかけて盛り上げた大きな思い出の1つになった。
勿論、彼だけではないのだけれど、本当に5年間を続けてこれたのを支えてもらったとの思いが強いからこそ、今後の彼の活動を少しでも後押しできるようになりたいなって思う。もちろん、彼の求める範囲内でということになるし、大したことができるわけでもないのは重々承知のうえで。
コロナ禍に沢山聞いた言葉がある
「ウエケイは頑張ってるもんな!」
「ウエケイはぶれないからな!」
「何があっても負けないから」
直接的に間接的に彼を応援している人たちから耳にした言葉たち。
全く無名だった当時の僕らと違って、当時から少なからず業界に名前の知れていた彼への風当たりは相当だった時期もあっただと思う。
弱音はあまり吐かないし、あまり自分のことを多く語るタイプでもないけど活動を続ける以上は当時も今も少なからず、小さからぬ壁というものは絶対にあるはず。
応援している側から見ると、もどかしかったり、物足りなかったりってタイミングや時期もあるのかもしれない。
きっとファンのことをいつも考えている彼だから、そのことにも気付いているんだろうし、もしかするとその事が彼にとっての壁となって立ち塞がることもあると思う。
でも、あの誰もが方向性に迷い戸惑い、見失う人の多かった時期を1つのスタンスを貫いて乗り切った彼だからきっとまだまだ先がある!
5年間、ずっと付き合ってくれてありがとう!
ウエケイが居たからここまで来れて、こんなに沢山の人たちから「次」って言ってもらえるところまで来れた!
これからもお互いに飽きないように、お互いに飽きられないように宜しくお願いします!!