問いを深める 「問いかけ方」を考える 校内研修会@松岩中学校
松岩中学校より私たち気仙沼市探究コーディネーターを講師としてお招きいただき、教職員の皆様を対象とする全2回のうち2回目の教員研修を実施しました。
↓前回第1回目の記事はこちら↓
今回の研修におけるねらいは、こちら。
探究学習のサポートに欠かせない「問いかけ方」について、より実践的に学ぶ
問いの種類とタイミングについて学ぶ
教科連携について、先生たちが実感をもつ
問いを重ねる
松岩中学校の先生方には、今回の研修に向けて、1年生のテーマである”地域福祉” と教科学習をかけ合わせた問いを考えてきていただきました。
皆様が考えてきた問いに、更に”問いを重ねる”グループワークに取り組んでいただきました。子どもたちが最初に考える問いには、ときに抽象的だったり漠然としたものであることがよくあります。
今ある問いを更に深めたり、より具体化するためには、先生方と子どもたちが対話の機会を持ち、ブラッシュアップしてあげる必要があります。グループワークのなかでは、まずはお互いの問いを認め合い、第三者の視点を取り入れながら、各自の問いをより具体的に、そして深めていきました。
問いの種類
続けて、中高生の問いをブラッシュアップする機会が多いコーディネーターから、コーディネーターの考える問いの立て方&深め方、問いの種類についてお話させていただきました。
「問いを立てるときに、自分ゴトになっているか、自身が納得のいく問いになっているか」「ゴールを具体的にイメージして、次のステップが明確になっているか」
中学生の探究学習をサポートするとき、先生方が、問いの設定の段階で少し意識して接するだけで、子どもたちの取り組む姿勢はきっと変わります。
更に問いを重ねる
そして、コーディネーターのお話の後は、少し発展編。更に問いを重ねるワークに取り組んでいただきました。
「生徒たちと接し方を見直してみよう」、「問いを深めるって難しい」といった声も聞こえて、先生方がこれを機会に、探究学習って楽しい、と思ってもらえたら嬉しいです!
松岩中学校の皆さん、貴重な機会をありがとうございました!
気仙沼市探究学習支援事業として、本年2023年度は、先生方向けの研修も力を入れていければと思っています。気仙沼市内の小中学校の先生方、ぜひとも気軽にご相談ください。
(文・探究学習コーディネーター 渡邊 国権)
【参考記事①】気仙沼市探究学習支援事業とは?
【参考記事②】問いを深めるワークの関連記事
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