マサチューセッツ工科大学の学生とSTEAMを体感しよう@新月中学校・大谷中学校・松岩中学校
マサチューセッツ工科大学(MIT)の大学生4名が、気仙沼市を訪問し、プログラムの一環として新月中学校・大谷中学校・面瀬中学校の計3校でSTEAM領域(科学・技術・工学/ものづくり・芸術/リベラルアーツ・数学)のワークショップと国際交流プログラムを実施しました。
コーディネーターは、受入団体であるNPO法人「人間の安全保障フォーラム」と協働で、学校や市の教育委員会との事前調整を担当し、当日は生徒のサポートや運営補助を行いました。
コインをたくさん浮かせてみよう_STEAM
STEAM領域のワークショップでは、「コイン浮かせる実験(Floating Coins)」を行いました。使用するものは、5円玉硬貨をマスキングテープとアルミホイル。
ルールは簡単。与えられた道具を使ってできるだけたくさんの5円玉硬貨を浮かせるもの。あえて詳しい手順は説明されず、まずはチャレンジするのがMIT流。
参加した中学生たちは、最初は戸惑いながらも、大学生たちとコミュニケーションを取りながら、実験を楽しんでいました。ポイント制ということもあり、競い合うように試行錯誤する姿が印象的でした。
MITの大学生と交流しよう_国際交流
国際交流プログラムでは、まずは大学生が、取り組んでいる研究や趣味に関して写真を交えながらお話し、Q&Aセッションを行いました。
「1日どれくらい勉強しますか?」「勉強に集中するためのコツはありますか?」など自身の身の回りのことに関連する質問が多く飛び出しました。
「試験や宿題提出前には、たくさん勉強するが、8時間は寝るようにしている。」「MITでは、宿題は、仲間と協力し合って取り組んでいる。そうでないと解けない。」といった大学生の解答に、共感したり、驚いたりしていました。
MITの学生の皆さん!気仙沼の中学生のために、素敵なプログラムをありがとう!
Thank you for a great program!! Hope see you again!!
※大谷中学校では、日本での滞在プログラムの都合上、国際交流プログラムのみの実施でした。
(文・気仙沼市探究学習コーディネーター 渡邊 国権)
↓受入団体であるNPO法人「人間の安全保障フォーラム」のレポートはコチラ↓
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