探究を通じて、何を、誰に伝えたいのか? 探究学習塾ナミカゼ#Special
今回のナミカゼスペシャル会は、徳永有美さん回です!
有美さんにはナミカゼ設立当初から、高校生一人一人のプロジェクトをサポートいただいています。
今回は、12月に実施される「気仙沼の高校生MY PROJECT AWARD」に出場予定の5名の高校生から、プロジェクトについての相談がありました。
1人の相談時間は30分。オープン相談形式で、有美さん・ナミカゼ生・コーディネーター陣みんなで話を聞き、ブラッシュアップを行います。
「今日は大人からのフィードバックだけではなく、他のナミカゼ生の意見もぜひ参考にしながら、お互いのブラッシュアップをし合っていきましょう!」という有美さんからの声掛けと共に、相談タイムがスタートしました。
「探究」+「伝える」がマイプロ。
どの学生に対しても、必ず一度は聞かれていた質問。
『 プロジェクトを通して、【誰に】【何を】伝えたい? 』
マイプロがいつもの探究学習と少し違うのは、探究することに加え「伝える」という工程が加わることです。
「誰かに何かを伝えるとき、それが誰に、いつ、どう刺さるのかは誰にも分からないことだと思います。とても狙って出来るものではない。
だからこそ皆に大事にしてほしいのは、想いの純度を高めていくことです。”無理のない自然な気持ち”から出た言葉であることが、なによりも大切です。」
日々のお仕事を通して、“伝える”ことに向き合い続ける有美さんだからこその、大切なメッセージをいただきました。
発表当日を楽しむ余裕を!
一緒に相談を傾聴していたナミカゼ生の中には、
昨年度のマイプロジェクトアワードに出場した高校生もいました。
はじめてのマイプロ出場を控えた後輩たちへのアドバイスを求められると、
「本番までに具体的にこうした方が良いよってアドバイスは無いけれど…」と前置きしたあと、「でも、私はマイプロ当日の、自分の発表に対するみんなの反応とか、フィードバックを貰えたことが嬉しかった。だから、とにかく当日を楽しむと良いと思う!」 と、言葉をかけてくれました。
マイプロジェクトアワード当日まであと約1か月。
有美さんや仲間たちからの心強い後押しをもらい、
5名の表情が心なしか少しすっきりしたように見えました。
(文・気仙沼学びの産官学コンソーシアム 永峰 苑佳)
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