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パワプロ2022開幕直前!オンライン対人戦でアマチュアが週間150試合勝率9割を残せた話【②守備編】

オープニング

 おはこんばんにちは、K-Takaです。
 今回は【②守備編】になります。前回は目標設定やらチーム選びの話をしましたが、今回からは試合中のおはなし。特に守備について僕の考え方をご紹介します。

守備とはすなわちナイスピッチである。

 もうタイトルそのままです。ナイスピッチを出すことが最大の守備であり、ナイスピッチ率が高くなるだけで防御率は大幅に改善できると思っています。ナイスピッチを出せば球威も上がるし変化球は曲がりが遅くなるので打たれにくい飛びにくい、そりゃそうよ。

 ここで僕の過去をご紹介。パワチャン元年の2017年はPS3版でプレイしていたり投球スタッツも確認してなかったりしたので記録がほぼありません…
 PS4を購入し挑んだ2018年シーズンはパワチャンをあまりやり込んでなかったのですが、だいたいナイスピッチ率が35%~40%、防御率が2点台後半から4点台となっています。この年に開催されたプロリーグオンライン予選では西日本82位で通過したもののナイスピッチ率37.8%、防御率3.20、勝率は.557
 2019年は就活もありほぼプレイせず、2020年に堂々帰還を果たした(?)僕はナイスピッチ率40%後半~60%で推移し、防御率は1点台後半~2点台前半をマークしはじめます。勝率も7割を超えてきました。
 先日終了した2021年シーズンは、平均ナイスピッチ率63.2%、防御率は1.53、勝率.799となっています。1位を獲得したパワプロ杯では平均ナイスピッチ率67.2%で防御率1.08を記録しています。

 単純に平均ナイスピッチ率が上がれば防御率が改善する傾向がみてとれます。(もちろん配球の勉強もしましたし、際どいコースに投げ込む技術も向上しているはずなのでこれだけとは言いませんが。)
 だから守備における最大の目標はナイスピッチ率を上げること。3球に1球ペースを2球に1球ペースへ、3球に2球ペースへと着々と上げていくことが大事です。

試合後の結果画面でナイスピッチ率が確認できる(右上)

ナイスピッチ以外の投球アプローチを考える

投球カーソル感覚を身に着ける

 厳しいコースに投げ込むということは現実の野球でも重要なポイントとされていますね。もちろんパワプロにおいても厳しいコースに投げ込むことは重要です。ナイスピッチを出すに越したことはありませんが、ストライク・ボールの判断を迷わせるコースに投げ込むだけでも相手の攻撃を防ぐ一手となります。特に現在のパワプロはミートカーソルを強振にしているとストライク→ボールに変化する変化球はいくらカーソルとタイミングが合っていようが当たらない仕様ですから、空振り(1ストライク)を奪えます。
 そのためにもまずは「投球カーソルあり」でプレイすることをオススメします。ある程度ストライクゾーンの線上にカーソルを持っていく癖がついたなと思ったらカーソルなしにしてみてはいかがでしょうか。

 ちなみにプロじゃないので詳しいことは分かりませんが、2度押しのタイミングがカーソルありにしているとコース次第で変化してしまうみたいですね。確かにカーソルなしにしてから自分もナイスピッチ率が上がった気がします。ただ初心者からすると、球種を選ぶまではいいんですが、投球モーションが始まってからリリースまでにコースを指定して2度押しもするってなかなか余裕がなくて、もたつきやすいんじゃないかなって思います。そういう方は最初から2度押しモードにしなくてもいいんじゃないかなとは思います。(とはいえ「一発」などの特殊能力が重くのしかかるので早めに2度押しができるようになるのが目標です。)
 (追記)パワプロ2022公式ウェブサイトにて、今作の2度押しタイミングがコントロール値次第でバラつくということが発表されました。これまではコントロールが低い阪神・藤浪投手や西武・今井投手なども、上級者は安定したナイスピッチ率を出せることから重宝される傾向にありましたが、その環境に一石を投じる変更かもしれませんね。

配球を考える

 配球も大事です。さすがに僕の頭の中にある引き出しは企業秘密にしたいのと、文章にはうまくできそうにない部分があるので、過去のYoutube配信でちらっと触れていますしそれをご覧いただくか、また配信するときにでも訊いていただければ。
 これは対COM戦でも通じますが、簡単にいえば、同じ変化球を3球4球続けていれば攻撃側は変化量も把握しますし捉えやすくなります。同じコースに何球も投げ続ければ、どんなプレーヤーもそのコースに意識が傾くことでしょう。
 ちなみに筆者が一番有効と感じているのは、過去開催されたプロリーグの中継アーカイブを見ることです。プロの配球こそプロにさえ通用する配球ですからね。そうするとまた、結局ナイスピッチ率が大事なんだと再確認するきっかけにもなります。

守備シフトはまずこれだけ使おう

 実際にパワチャンを潜っていると、意外と守備シフトに対して気が回ってないプレイヤーが多いイメージ。COMが打者・場面に応じて勝手に判断するシフトは実際の野球のセオリーに基づいている印象があります。ただ、あまり対人戦で使えない(初心者向けではない)シフトもあるわけです。皆さんも勝手にシフト変えられていて、思ってたところに選手がいないなんて経験、ありませんか?
 ここでは僕がよく使う、そして僕が「慣れてないうちはこれだけ使えばおっけー」と思うシフトをご紹介します。それぞれのシフトで各ポジションがどこらへんに構えているのか身につけば、速い打球や守備範囲ギリギリの打球をアウトにできます。

定位置

 まずは定位置。全てのスタンダードで、定位置のとき野手がどこにいるのかは把握しましょう。下に紹介する場面以外のときはほぼ定位置でいいと思います。
 現代野球における定位置とは、全ての打球方向に対してバランスよくケアされた一番守りやすい守備位置というのが僕の持論です。
 上級者の方は打者や配球に合わせ、引っ張り警戒や流し打ち警戒を使う方も多いのですが、僕はほとんど使いません。特に内野手の守備位置が変わりすぎるので速い打球の時に操作ミスるんですよね、、、
 あと長打警戒もオススメしません。ミート打ちされたときのポテンリスクが高すぎます。上手い人との試合は、自分がベストを尽くしたとしてもロースコアゲームつまり1得点そして1安打が流れを大きく変える試合になりがちです。慎重に場面を判断して使いたいシフトです。

ゲッツーシフト

 もちろんこれは併殺を狙いにいく時のシフト。走者1塁、1,2塁の場面ではとりあえずこれが安定。

中間守備

画像は走者なしの場面で中間守備を選択した場合の野手位置

 実際の野球においては、走者1,3塁などの場面でファースト&サードはホームケア、セカンド&ショートはセカンドゲッツーを狙いにいくシフトとして用いられます。ゲッツーシフトよりもサードは前進します。
 パワプロでは得点圏に走者を背負った場面や満塁時のみならず、ポテンヒット警戒に用いられることが多い(多かった)シフトです。
 前進守備だと内野の前進具合に比べ外野があまり前進しない(印象)ゆえポテンヒットのリスクを背負いますし、外野前進だと外野後方に打たれるとほぼ頭を越されるので、僕はそのリスクを背負いたくない意味でピンチの時には中間守備を多用しがちです。
(追記)このシフトでは外野が若干後に下がるらしいです。じゃあポテン対策なってないやん…今までの僕のシフトはなんだったんだ…(まぁここらへんがアマチュアらしさということで)

俊足警戒

 パワプロでは歴史の浅いこのシフト。これの登場によりポテンヒット警戒のシフトに中間守備を使っていた人の一部は俊足警戒を使うようになった印象です。外野前進ほどではありませんが外野が前よりに構え、内野陣の陣形も若干前進します。(たぶん)
 そのためCOMが俊足警戒を勝手に敷く阪神・近本選手やオリ・宗選手などは弾道3でそこそこパワーもあり、特殊能力も効果を発揮して芯で捉えられると外野の頭を越されたり破られたりすることが多くなりがち。特に格上相手でこの2人の時に強振してくるようならなるべく定位置に戻しましょう。

守備適正を意識しよう

 オーダーを組むとき、また守備固めのときに意識したいのが「守備力」です。走力と合わせて守備時には注目してほしい能力で、基本的には打球に対して反応(選手を動かせるようになるまでの)する時間、捕球してから送球するまでの時間に影響します。
 この守備力ですが、パワプロ内にもともと設定されているスタメンでは、最大の能力を発揮できない守備位置になっていることがまれにあります。例えばオリックスの場合。

 オリックス福田選手は2021年、主に1番センターで起用され続けました。パワプロ2021でも初期オーダー設定ではセンターを守っています。しかしながらもともとの本職は内野手、パワプロでも外野よりもセカンドの方が高い守備力を発揮できます。

 同じく、オリックスの安達選手は最近セカンド起用が中心になり始めましたが、パワプロでは本職のショートにおいて極めて高い守備力。打撃能力をみて紅林選手を起用するプレーヤーも多いですが、ミートがF37と低いので打撃に自信のない方は無理に起用することはないでしょう。ショートの守備力は紅林選手がD51と、安達選手のB77と比べると大きな差があります。
 
 もちろん打撃能力次第、オーダー次第ですが、基本的にはその選手が一番高い守備力を発揮できるポジションで起用したいところ。他チームでもこういうのが割とありますので、一度お気に入りチームの守備力を確認してはいかがでしょうか。

エンディング

 今回は守備に関して書いてみましたが、パワチャン2021シーズンの実感として、シーズン後半非常に投球の上手い(特にナイスピッチ率の高い)プレイヤーが増えた印象です。ここらへんアマチュアなので詳しい事情は知りませんが、筆者自身途中からナイスピッチを出しやすくなったような気がしているので、もしそんな補正があったのならその効果もあるかもしれません。
 日頃サクセスやパワフェスモードをされているプレイヤーも、COMに打たれないようナイスピッチは目指しているでしょうから、意外と対人戦でもいきなり勝てたりするんですよね。あとは対COMの配球と対人の配球が違ったり、オンラインの通信ラグのせいでナイスピッチのタイミングが違って感じたりするだけだと思います。

 それではまた、【③攻撃編】で。

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