2月28日の漢方養生♪
坐骨神経痛を和らげるツボ「腰腿点（ようたいてん）」
腰からお尻、太ももの裏を通ってふくらはぎまで走っている神経を坐骨神経痛といいます。寒い時期には、この神経に沿ってしびれるような痛みが出る坐骨神経痛に悩む人が多いようです。漢方で神経痛とは、血がよどんで流れず、たまった状態の「瘀血（おけつ）」や、水がたまることによって起こると考え、体の冷えが強い場合にも現れます。痛みを和らげるには、まずこの滞りを取り、めぐりをよくすること。昔から腰痛や坐骨神経痛に効果があるとされてきた腰腿点（ようたいてん）というツボ押しを試してみましょう。同時に冷え対策も行うと効果がアップします。
【ツボ】
【腰腿点の探し方】
手の甲の、人差し指と中指の間、薬指と小指の間の骨と骨の間の溝。
【腰腿点の押し方】
骨と骨の間に人差し指と中指を立てるようにして、同時に強く押します。1回6秒を
10回繰り返します。
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※参考文献一覧
薬日本堂のおうち漢方365日
2021年、家の光協会