中学受験・社会の自習で何するか
皆さんこんにちは!今週も書いていきます。
さて、7週間目は「社会の勉強を自分でどうやるか」について書いていきます。
まずは、地理と歴史、公民に分けて考えていきます。
大きな表を作ってみよう
地理と歴史に共通した勉強法だと思っています。
「記憶の箱」なんて話をどこかの週で話したので、今日は深堀りしていきます。大サービスです!
まずはカレンダーの裏紙か、A3の紙か出来るだけ大きな紙を用意してください。
今すぐにとは言いません。見返すことも出来ますし、子どもと一緒に取り組んでみるのもいいでしょう!
そこのお父さん、お母さん。ぜひ子供のために!
話を戻して、用意した紙を8×8で区切ってみてください。1-1マス目は空欄で構いません。
横の1列目に、
地理であれば北海道・東北・関東・・・
1行目は、政令指定都市と世界遺産・地形・米と工芸作物・野菜と果物・漁業・工業・その他、
こんなところでしょうか。
歴史ならば地方を書き込んだところに、時代区分を
飛鳥・奈良・平安・鎌倉・室町・戦国・・・
古代を飛ばしたのは工夫の一つです。
「退屈してしまう」からです。
政治の動きがほとんどない縄文あたりからまとめるのは、子どもが飽きてしまいます。だったらば飛鳥時代からおさえるのも工夫です。
江戸時代は3つ分けてみるのもいいでしょう!
歴史の1行目は、政治・>重要人物と政策・中国との関わり・宗教・文学・遺跡や建造物・その他、
としておきます。
表は何個も作ればいいですし、書き直すのも書き足すのも自由です。
パズルを一つずつ埋めていくのは難しいですが、意外と楽しいものです!
「ヨコとタテで攻める」、つまり歴史を例にすれば平安時代として捉えることと宗教として捉えること、2重の理解を可能にしてくれます。
何より自分が作った「表」を子どもは大切にするでしょう。そして分厚いテキストを簡略化した「1枚で完結する」テキストでもあります!
公民は「正誤問題」で攻める
次はもう一つ、公民の自習をする際の話です。
文章の択一問題、「記号で答えよ。」という問いに強くなる必要性を感じています。
あくまで私の肌感覚ですが、この記号問題へのアプローチの数が圧倒的に足りていない生徒ほど公民を苦手としていることが多いです。
そして実際に、生徒の多くは問題をこなせずに公民を苦手にしたままです。
では、なぜ「問題量」をこなすことが出来ないのか?
それはそもそも塾などで使用しているテキストに載っている「記号で答えよ。」という問題が少ないことにあります。
一般的な社会の参考書や問題集では「重要単語」を書かせる内容が多いです。皆さんも思うところがあるでしょう。
そこで活用してほしいのは、「模試の過去問」もしくは「先生に自作」してもらうこと。
私自身、公民の正誤問題を準備しています。模試の過去問を抜粋して授業内で解かせることも多いです。
公民は時間と、インプットの情報量を割いてはいけない単元です。
地理と歴史に多くの知識を入れる労力をかけるために、わたしはこの方法をオススメします。
最後に大原則。
毎日20-30分の勉強を続けること
一気に10コ覚えることほど、「非効率」な勉強法はありません。
1日目に3コ覚えたら、2日目は前日の3コの復習と新しい知識の定着を図ることこそ重要です。
覚えるために、点数にするために、合格するために勉強を続けてほしいと思います!
そのきっかけがこの記事であればなお、それ以上の喜びです。
わたしは「普通の先生」という言葉、もっと言えば「普通」という言葉が嫌いです。
原則や一般論を疑いながら、「普通の人であれば」見逃していることに目を向ける「普通ではない」先生で居続けようと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございます!
どうだったでしょうか?
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ぜひよろしくお願い致します。
「社会科」に関する内容が増えてますし、内容がてんこ盛りで読みづらいのではないかと反省です……
来週は少し違った視点からの記事が書けたらと思っています!
改めて読んで頂きありがとうございました!
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