中学受験・追いつけない……
23週目、よろしくおねがいします!
どの学年でも追いつけない、まわりのレベルについていけない、模試では偏差値が40にも届かない。
そんな生徒の特徴と打開策をかいていきたいと思います。今週もよろしくお願いします!
成績が伸びない生徒の特徴とは?
「勉強量が圧倒的に足りない」子に多いです。やらないんだから出来ないのに、やろうとしないのです。ギクっとした方もいるのではないでしょうか。
原因で大きいのは、ゲームやテレビなどの娯楽に浸っている場合です。成績トップクラスの生徒には、ゲームをさせてもらったことがない生徒が意外と多いです。おもちゃメーカーは、子どもがどんなものに興味を示すかを追求している訳ですから家庭内で「遠ざける」というアクションをしなければならないと思います。その際、受験までの1年間預かるであったり話し合いも必要でしょう。
もう一つ例を紹介します。共働きの家庭です。親に監視されていない間に黙々と学習できる小学生はやはり少ないものです。加えて、子どもは親をよく見ています。なので、何時に帰ってくるか、どんな言い訳をしたら見過ごしてくれるか、毎日実験しているのです。21時に帰ってくるってお母さん言ってたから、テキトーにご飯と風呂済ませて、20時半ごろまでゲームしてよ〜となるわけです。お母さんは帰ってきてから子供の宿題をやったのか聞くには聞くでしょうが、子どもの「やったよ〜」を信じるのです。仕事帰りの疲れはあるでしょうが、物的証拠をかならず確認してほしいです。
共働きだから、塾で勉強しててくれたら有難いという家庭も一定数いるのが現状です。正しい家庭のご判断だと思いますし、授業に関係なく「毎日自習」をさせてしまえばそれは習慣になります。
家庭環境は、少なからず原因として「子どもの成績」に響きます。塾の授業よりも先に足元を固めることが最優先事項です。上記の理由に加えて、家庭環境を原因だと指摘できる塾講師はほとんどいないのです。子どもから聞いてはいるけども、親に解決しろとも言いにくい問題です。この記事を機に、家庭状況が成績に関係しているのかを振り返ってほしいと思います!
打開策というのは各家庭で異なることはご理解頂けたと思います。根本的解決ができるケースは少ないでしょうが、子どもの成績表に「シグナル」が出ている場合があります。
国語の漢字や言語事項、
算数の計算問題です。
なぜか。丁寧にやっていれば出来る問題です。それすらをやっていない状況にあることが示されているようなものです。模試の成績帳票に、単元別の得意不得意が出ているはずです。
平均を下回っているようなら「警告」です。保護者の気持ちとすれば、出来ないことは叱れないこともあるでしょうが、「やらないから出来ないこと」は親として叱るべきポイントではないでしょうか。私自身も小学5年生の成績返却で見る箇所は「そこだけ」です。
それが3ヶ月も続くようなら、中学受験を考え直すことも視野に入ってくるでしょう。それは厳しすぎるとツッコミが集中すると思うので、「志望校=目標の変更」が現実的でしょう。目的意識は重要です。
レベルを下げてもいいという両親の判断が下せるというならば、「学園祭などのイベント」をぜひ活用してください。一緒にホームページを見てもいいと思います。時期の問題と新型コロナの流行を考えれば、インターネットを介したアクセスが多くなるはずです。
まとめます。漢字や計算すらできない子どもは早急に生活の改善が必要です。ゲームなのか、家庭状況なのか、モチベーションなのか………
改善要素はそれぞれですが、まず家庭で出来ることから見直してほしいという願いでした!
今週もありがとうございました!手遅れになる前に立ち止まって対処をしてほしいです。
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