中学受験・小5後期
おはようございます!平松です!22週目もよろしくおねがいします。
今週は「小学5年生の後期をどう過ごすべきか」について書いていこうと思います。実は一番重要な時期だったりします。
算数のレベルが「受験レベル」に達する時期
夏休みにまだまだ受験を気にせずに遊びたいですよね。5年生はそういった感覚でしょう。親に言われて仕方なく塾に通わされている。塾の先生は宿題をやらずにいったら怒ってくる。友達とのゲームが楽しくてたのしくて…
まあたまには宿題やるか。息巻いたものの、レベルが段違い。。あれ?!
これまでの積み重ねがハッキリと出てきます。算数が出来る子とできない子で二極化が起こるのです。これまではその学年に合わせた難易度に抑えられていたものが、急にギアチェンジになるのが「小5の後期」。
ここでつまづいて小6に、小6の前期はあっという間に過ぎて個別授業でなんとか差を埋めないと。なんて事態になれば当時から思い描いていた志望校はふっ飛びます!後手に回り「焦り」と「不本意」だという感情だけで受験本番を。そうなって振り返ってももう遅いです。
今のうちに「算数嫌い」を克服してください。
更に困るのが「歴史」
算数だけに専念できればどれだけいいことか。そう思う生徒はやはり大多数でしょう。だから、親御さんには一つ決断しなければいけないことがあります。
それは「2教科受験への専念」です。
理科と社会までやらせることが現実的に難しい生徒がいるということです。もちろん、志望校の受験形式を調べてからにはなりますが、今の小学生の時点では「花が開いていない」と考えるのも手段だと言いたいのです。
子どもの成長を妨げることにもなりかねませんが、4教科受験のメリットというのは近年解消されつつあります。4教科で受験する難しさゆえに4教科で受験しさえすれば合格しやすいと言われた時期はありました。
ですが、今は違います。その差はほぼないのです。4教科受験しか用意していない学校が半数ほどあるというくらいの状況です。
歴史は社会科のうち、40%以上の出題がさせる重大かつ膨大な単元です。この知識を学校教育レベルで、私立中で成長の過程で習得させる決断も視野に入れてはどうでしょうか。
ただ、問題点があります。受験校が限定されることで「後戻り」が出来ないということ、もう一つが強制的な学習時間が減るということです。授業や宿題、居残りでも勉強時間の確保が一定量期待できるのです。
普段から学習習慣がなく、その場でしかやらずに知識の定着がない生徒ほど「学習時間が少ない」のです。「学習習慣=成績」と言えるほどにやらない子はできないのです。これが事実であり、各家庭で抱える悩みでしょう。
だから「やる気」を出させる先生が中学受験では重宝されます。先生方が一番大切にしなければいけないことであり、それが出来る先生が増えることに期待します。
どうだったでしょうか?ここまで読んで頂きありがとうございました。小学5年生は、6年生前期の入試対策ゼミなどの認定にも影響します。この時期から勉強量が積めた生徒ほど、高い志望校に合格していくのだと思います。
今からでも変わるための努力に期待します。
今週もありがとうございました!「スキ」よろしくお願いします!