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中学受験・社会の先生として

さあ5週間目、今週も始めていきましょう。今回のテーマは「中学受験の社会の先生」という立場でどんな仕事をしているのか、ウラの面をお伝えできたらと思っています。


中学受験は4教科ありますが、その中の「社会」という科目の立ち位置を示しておきます。

地理、歴史、公民に時事ニュースなど多くの単元を扱いますが、結局のところ配点は50点が一般的です。

国語、さらには算数にどれだけの時間を割いて合格に近づくかは、中学受験の最も重要な点であることは明白です。

ただここで申し上げておきたいことは、

社会が苦手は不合格を呼ぶ

ということ。


どういうことかと言えば、たかが50点の配点で膨大な知識量をインプットして満点を取ろうなどと誰も考えないということです。

合格点は高くとも7割に集中します。

「ある程度社会ができる状態」、これが望ましいということになります。


あくまで私個人の意見であり、世の中の社会の先生の言葉ではない点に注意は頂きたいところです。


要するに、社会が得意でも「合格」を手繰り寄せる要因にはなり得ない事実があることに目を向けて欲しいのです。

そして今回最もお伝えしたい内容が浮かんできます。

前述のとおり、「社会が苦手=不合格」となり得るのです。

周りは社会で、「ある程度の合格点」を取ってきます。つまりそこで開いた5点、10点は致命的だということです。


社会は得意である必要はなくとも、苦手や不得意と目を背けることが許されないのです。

今週伝えたい内容はこの一点につきます。

ここからは社会の先生としてのアドバイスが出来たらと思っています。


5年生のうちに固めろ

社会の合格点は高くても約7割です。地理15点、歴史20点、公民10点、ニュース5点と言ったところでしょうか。

35点を取りに行きたいわけです。攻めるべきは「地理と歴史」です。

この2つの分野は、5年生のうちに完全に学習し終える学習塾が多いかと思われます。


復習や演習はあるにせよ、一応の完成が「社会」に限っては5年生で達成できるのです。

中学受験の地理は大半が日本地理であり、歴史は日本史に限られます。

覚える単語数はやはり一定数ありますが、私としても「記憶の箱」を授業を通じて作ってあげています。


カメラアイでも持っているなら別です。単語や論理の仕分けをしてあげてから、子どもの頭に入れてあげようというものです。

これ以上話すのは、私自身の企業秘密ですので授業を実際に受けてもらえたらと思います。


そして、最後に私なりの「良い社会の先生像」を示そうと思います。

地理の授業が面白い先生です。ぜひ参考になればと思います。



今週は持論の展開が多い回となってしまいました。申し訳ないですし、読んで頂き本当にありがとうございます。

話してほしい内容がありましたら、ぜひコメントをお願いします。では体には十分気をつけて!

また来週。

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