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ここでの主役は、あなたじゃない

「今年の夏は記憶に残るだろうな」と思っている、おじぞうです。
😊 ここまでの猛暑は人生で初めて(という気がしています)


画像生成AI/レオナルドくんと一緒に描いた、昨日の1枚は『未来の噴水』 です▼▼▼
テーマ自体が、ちょっとマニアックですね。


さて、今回は『パースペクティブ・テイキング(Perspective Taking)』について書いてみます。

『パースペクティブ・テイキング』とは、「相手の立場に立って物事を考えること」で、 日本語では『視点取得』などと訳されます。


実は、先週の土曜日に、甥っ子の結婚式がありました。
そのため広島に帰省していたのですが、近しい親族だけで祝った、和やかで落ち着いた式でした。

ただ、非日常なイベントには緊張感もつきもので、そうなると必ずテンパる人が出てきます。
父はその典型で、こうしたイベント時には、決まってわけのわからない言動を取ります。
あまり具体的に書いても愚痴や悪口にしかならないのでひかえますが、驚くやら、呆れるやら・・・

ただ、「世代的にそうなのかなぁ」と思うところがあったので、その考察を『パースペクティブ・テイキング』にからめて書いてみます。


もはや皆無になりましたが、かつて、さだまさしさんの『関白宣言』がしきりに結婚式で歌われた時期がありました。
その曲が流行った1980年代初頭です。

『関白宣言』は昭和的な『亭主関白/男尊女卑』をおもしろおかしく歌った内容でしたが、パロディになるのは、ある程度までそれが事実だったことを意味します。


ご本人は笑いながら歌っていますが、人によっては冗談に感じられないんですよね。
歌詞を知らなかった妻は、何かのきっかけでこの曲を聞いた際、1番の途中から本気で怒っていました 😊


今でこそ、『共創』『協調』といったあり方が重視されていますが、昭和の時代はほぼ『競争』一色でした。

で、それが何だったのかと言うと、『自分を軸にしか考えられない』ことだったのではないか、と。
あらためて、そんな風に思ったんです。
脇役や応援団にまわることができない。
常に『俺が主役』で考えてしまうので、場面によって、おかしな言動になるのではないか、と。

つまり、『パースペクティブ・テイキング=相手の立場に立って物事を考えること』ができないんですね。
だからこそ、争ってしまう/争ってしまっていたのではないでしょうか?
その争いは、まわりの人はもちろん、自分自身も幸せにはしません。


わたしは長い間、昭和における競争文化は『戦い自体の奨励』に原因があったと感じていましたが、根本原因は『パースペクティブ・テイキング』の欠如だったのかもしれない。
そんな歴史に思いをはせた、今回の帰省でした。


ちなみに、同じフォークソングで言えば、中島みゆきさんの『Nobody is Right』は、『パースペクティブ・テイキング』の希望ですね。
ご本人の歌もすばらしいですが、CMに使われた宮崎あおいさんバージョンもいいです。
聞くと、うっすら目がうるみます 😊




『トラスト・プロジェクト』は、画像生成AIを使って未来のヴィジョンを描き出し、共有する企画です。
明るく、幸せな未来を思い描くことで、その景色を引き寄せます。
概要解説のnote記事はこちら ▼▼▼

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早く行きたいなら一人で行け
遠くへ行きたいならみんなで行け

みんなで行くには進め方が大切ですね 😊

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