周期性で未来を考える
昨日は、経営実践研究会/SINIC理論研究会の1回目のオンライン・ミーティングでした。
『サイニック理論』は、オムロンの創業者である立石一馬さんが提唱された未来予測で、以前に記事を書いたこともあります。
この理論を、半年ほどかけて、総勢15名で研究します。
個人的には
・理論が考えられた1960年代研究
・周期性に着目するならば、いずれ再び『物』に向かう時代がくる
という、2つの切り口に興味があります。
サイニック理論が発表されたのは1970年ですが、その理論を育んだ1960年代は行き過ぎた消費主義への疑問が生まれ、ポストモダンやリサイクリングといった考えが萌芽したデケイド(10年間)です。
つまり、サイニック理論は、単体で見ると何だか『魔法』めいて感じられますが、同時代精神をもったムーブメントに並べると、理解が深まります。
一方、未来の射程においては、『物』に向かうムーブメントを中長期の未来に設定するのがいいと思っています。
具体的には、『宇宙』『バーチャル』『AI』といったキーワード。
それらを人間が生きる環境とするためには、どうしても『設備=物』が必要になります。
旧来の『物欲』とは違う、言わば生存インフラとしての『物』に向かう時代がいずれ来るはず。
そこからの逆算で現在をとらえれば、違った景色が見えてきます。
『トラスト・プロジェクト』は、画像生成AIを使って未来のヴィジョンを描き出し、共有する企画です。
明るく、幸せな未来を思い描くことで、その景色を引き寄せます。
概要解説のnote記事はこちら ▼▼▼
早く行きたいなら一人で行け
遠くへ行きたいならみんなで行け
みんなで行くには進め方が大切ですね 😊