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メタバースの私的原点
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わが家の玄関には、こんなものが置いてあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1665870099143-EWUk4yEY9O.jpg?width=1200)
これは、15年ほど前につくった、わたしの最後の物理的なアート作品です。
長方形の箱で、4つの覗き穴があいています。
この作品が象徴しているように、ほとんどの『作品』は見る側と見られる側/つくる側とつくられる側に分断されます。
そこを、もっとインターラクティブにしたいと思い、その後、わたしはカードゲーム制作に打ち込みました。
『インターラクティブ』というと、Webやメディアアートに行きそうなところですが、そこで思い切りアナログなカードゲームに進んだところは、わたしらしかったと思います。
それが何故なのかは、こちらの記事の『Vol.7』に書きました ▼▼▼
ともかく、わが家の玄関に置いてある作品。
4つの穴を覗くと、こんな光景が見られます。
![](https://assets.st-note.com/img/1665870180339-yUSJj8Xqrr.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1665870192126-gaWcthfPI8.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1665870207822-WxhBDGarY1.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1665870230035-kBNUYqzDT6.jpg?width=1200)
うっすら光っていますが、これは中に電球が入れてあるからで、点灯しているところを外から見ると、こんな感じです。
![](https://assets.st-note.com/img/1665870437460-dZZ43w6Vus.jpg?width=1200)
ただし、横の壁面が光っているのに、穴を覗くと向かいの壁が光っていますよね。
これは、2つ目ののぞき穴の先に、45度で鏡を置いてあるからです。
図にすると、こんな構造。
![](https://assets.st-note.com/img/1665871670478-k233XSRabY.png?width=1200)
つまり、見えている絵は横向きに置かれており、その場所は倍の距離に感じられるのです。
視線だけが、中に入ってさまよいます。
そして、ふと気づいたのです。
「 あぁ〜っ。
この中に入るのがメタバースなんだな」
と。
道理で、アバターで動きまわることに抵抗がなかったわけです。
そして、電球を点灯させたことも『デジタル数字』というテーマにつながっていたのかもしれません。
メタバース『デジタル数字美術館』 ▼▼▼
![](https://assets.st-note.com/img/1665872249201-mtFccHcTtz.png?width=1200)
スティーブン・ジョブズの言う『コネクティング・ドッツ(過去の点がつながる)』体験でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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世の中に、笑顔のあふれる人を増やしたい、と思っています。