「いいじゃないですか」と「これでいいのだ」
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現代美術では、どちらかと言えば、美しさよりもおもしろさや知的さを重視します。
あるいは、権力的なものに対して、批判的な態度を取りがちです。
それが自由を奪う点に対して、敏感なんですね。
そのため、絵画作品を権威づける『額縁』や彫刻作品を一段上に持ち上げる『台座』を嫌う傾向があります。
ペインティングがむき出しで壁にかけられていたり、オブジェが無造作に床に置かれていたりすのは、そのためです。
わたしは、おおむねそちらの感性を好むのですが、台座を肯定するイサムノグチさんの言葉は、なんだか暖かくて好きなんですね。
曰く
『いいじゃないですか。ものを大切にする心ですよ』と。
とかく、正しさや強さは攻撃的な面を持っていますが、穏やかな肯定性は人を和ませてくれます。
『これでいいのだ』もいいですね ❣️
早く行きたいなら一人で行け
遠くへ行きたいならみんなで行け
みんなで行くには進め方が大切ですね 😊
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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世の中に、笑顔のあふれる人を増やしたい、と思っています。