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『〇〇世代』と呼ぶことは難しくなる?

昨日は、経営実践研究会のイベントで、とある企業さまを訪問させてもらったのですが、そこでのインタビュー。
25歳の男の子が
「自分より下の世代の子たちの考えていることは、よくわからない」
と言っていたのが、印象的でした。
一つのことに打ち込む期間が圧倒的に短いのだとか。

もちろん個人的な感覚もからむでしょうし、『世代』とひとくくりにするのもやや早計ですが、ともあれ彼がそう感じていることも事実です。


すぐに連想されたのは、映像の倍速視聴でした。
『タイム・パフォーマンス』重視の映像視聴ですね。
少し古い記事ですが、世代ごとの統計が載っている記事があったので、貼っておきます。


上述の記事でおもしろいのは、必ずしも『世代が下がれば、倍速視聴の率が上がる』わけではないこと。
『だいたい倍速で視聴している』の割合は30代がピークで、20代では下がっています。
逆に、20代では『まったく利用しない』の率が上がってますね。

むしろ、20代の特徴は各項目の割合が近しいことかもしれません。
つまり、それだけ『多様性』が増しているということです。

これまでわたしは、『世代間ギャップが広がる』という意味で多様性を考えていましたが、実は『同世代間でも指向に違いが出る』時代になるのかもしれません。
つまり、これからは『〇〇世代』というくくりができにくくなるのかも。


ちなみに、わたしは『だいたい倍速で視聴している』派です 😊

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