子供銀行券とビットコイン
もうすぐ3歳になる娘と毎日やる遊びがピアゴごっこ。家にあるもの全てが商品でそれを娘のところにもっていき子供銀行券を使って購入させていただくという遊びです。
ふと考えると、子供銀行券の価値って仮想通貨と似ているなと感じてきて、その理由をメモしておきます。
最初に断っておきますが、仮想通貨のなんたるかを語った内容ではありません。暇つぶしです。
何が一緒で、何が違うのか?
この2つを区別していることがそもそもの間違いなのかもしれませんが、双方ともに「仮想通貨」である事には間違いない。
子供銀行券もビットコインも「日本銀行券」を使って購入することも同じ。
ただ、ビットコインは実際のショッピングで使用できるようになってきていて、モノを買うことができる。
しかし、子供銀行券も家の中にあるモノを購入させていただく事ができる。
ビットコインは1ビットコインで100万円(2017年11月末現在)、子供銀行券は1万円札で人参が買えて、10円硬貨でパパのリアル車が帰る価値がある。
ビットコインはマイニングができて、子供銀行券は常に日本銀行券でしか増やすことができないが、中国の影響を受けない利点もある。
ビットコインは大人達が価値を決めて、子供銀行券は子供たちが価値を決めている。
ここまで双方に対した違いは無い。
ブロックチェーンというシステムに当てはめてみる
仮想通貨といえば安心と信頼でおなじみのブロックチェーンシステムですが、実は子供銀行券にも同じような考え方ができることに気がついた。
・Aさん家(我が家)
・Bさん家
・Cさん家
それぞれに子供銀行券があったとして、これらの価値はメーカー側の意向で見れば統一されており、個々の家の子供銀行券の価値を勝手に改変したりはできない。
宇宙語を解説するような感じになってきたので解説すると、Aさん家(我が家)とBさん家の10円硬貨の価値は勝手には変えられないし、恐らく直接乗り込んでお願いをしにいっても10円硬貨でパパのリアル車を買えるようにはならないという事。
どれか1つの家の価値を買えるにはメーカーが全ての価値を見直して、10円硬貨はリアル車1台分です。と説明書に記載して初めてBさん家も、Cさん家も納得してくれるだろう。(きっと)
さらに、管理という意味でもユーザーが管理しているシステムになっていてこれも酷似している。
まさにブロックチェーンのように改ざんができないシステムである。
今日も寝る前にパパの車を10円硬貨で買い叩かれて、人参を1万円札で買わされるのであった。