知識 knowledge 中国語を学んでいく過程で知った豆知識
中国には、「中2病」が、ない!
日本のアニメが好きな人しかこの言葉も知らないそうです。
部活もなく、授業が始まる前と終わった後(夜9時まで)は自習の時間で、競争が激しいのでみんな必死に勉強しているそうです。
もしかして地域によって違いがあるかも知れないので詳しい方がいたら教えて下さい。
あと、反抗期はあるみたいです。それは成長期の世界共通でしょうね。
小話ですが、この話を聞かせてくれた若い中国人女性の先生の親戚、马くん(小学生)は、怖いもの知らずで、車の窓の隙間から爆竹を投げ入れたりする厄介者らしく、見かねた両親が少林寺に入れたらしいのですが、三ヶ月で激やせした姿を見て可哀想になって連れて帰ったそうです。
他所さまのことながら、反抗期が来たときの破壊力は凄そうです、、
日本語を流暢に話す中国人の方に何人もお会いしましたが、国や文化が違うと、外見はほぼ同じでも、見えている世界はきっと違うだろうな、と、感じた知識でした。
あと、私自身は田舎でボッーっと夢見がちに育ったこともあり、現実に気づかされたのは大学中、現実が分かった(大人になった)のは卒業後でした。オーストラリア在住の友人の話では、オーストラリアでは小さい頃から部屋を与えられ、子供としてではなく、一人の人間として接するのが普通だそうです。
ここ最近よく思うのですが、人間は、何歳ぐらいで大人になるのが正解なんでしょうか。
野生の動物はのんびり大人になっていたら外敵に命を奪われてしまいます。
まず命を狙われることのない、日本で生まれた人間はじっくり世の中を観察、吸収し二十代中盤で大人になるのが正解なのでしょうか。
思春期の、感受性が手に余る時期を、"大人"の判断力をもって過ごしてみたかったと、個人的には感じています。
身体は大人なのに未熟な社会認識だった自分の当時の言動が浮かぶたび、恥ずかしいことばかりで、失敗と反省の記憶として残っているのが残念です。