秋の夜長の一冊(モンテスキュー 『法の精神』井上 堯裕 訳 中央公論新社)
1748年出版。原題『De l'Esprit des lois』。
普段あまり、直接かかわることがない法律。「法」って、そもそも何なんだろうという疑問から読んでみることにした、タイトルだけよく知っていた、本です。
「Esprit」 は「精神」と訳されていますが、他にも(それがもつ固有の)「知性」、「才気」などの意味があるようです。つまり「法」というものが持っている特性について考察した政治哲学の本ということだと思います。全て理解できたわけではないですが、興味をもって読み進め