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インスピレーションにも知識が必要。 曖昧な現実の中、作家、詩人たちが、必死に捉え…

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インスピレーションにも知識が必要。 曖昧な現実の中、作家、詩人たちが、必死に捉え、書き残し、引き継がれている真の"幸福感”への隠れたmap 。 読んだ傍から忘れてしまうので、noteに残してます。たまに雑記。 訪れた皆様に幸運を。

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(詩集)「叙情事詩による探求と発展#hiphop #今。」

読み返すと、どういう意図で書いたのか"イタい" かどうなのか分からない詩もありますが、作成した順で載せたかったのでそのままにしてあります。 ∀ See See See!   これはRapじゃない   Hop目指す文字がしのび寄る腐海 隣の異世界 無音の音楽会   動かす日常 奇跡の空気に包まれ静止は不可能 異常事態 chaos内の自然体 踊る-佇む 見つめる-目をつむる trackは心のなか  ずっと響き続ける地下深くから     2 遠ざかる「土」、「水」、「空」  

    • のんびり→ガッツリUber(出前館)して想う。結果

      先程、お昼と合わせると8〜9時間稼働したところで帰宅しました。結果は 合計、16334円でした。出前館とwoltはオンライン時間が表示されないのですが、Uberだけ見てもクエスト抜きで時給計算で2000円超えているのでまずまずでした。 やはりバックを背負わなくていいので長(中?)時間の稼働のあとでも腰がいたくなることもなかったですし、防寒フル装備だったので外に出っ放しだったのに寒さも平気でした。 数日前に購入したスマホも、初っ端のほうで不慣れな場所に飛ばされたときマルチ

      • のんびり→ガッツリUber(出前館)して想う。

        明けましておめでとうございます。正月期間も終わりみなさんいかがお過ごしですか? 私は年末年始と本業の方で忙しく働いていたので、やっとのんびりとした日常が戻ってきたところです。そこで、特に予定なしの休みの今日、昨年やっていた出前館&wolt(配達単価高め)からUberガッツリ(ピークタイム出前館)計画始動です! といっても、 月100万チャレンジなどのガチなやつではないです。 woltと出前館の単価が下がり始め"鳴り"もイマイチなのでUberで回数こなそうかと。。 装

        • 『ストレス脳』アンデシュ・ハンセン 久山葉子 訳 新潮新書 (2022年7月20日発行)

          感情はただの「任務」。 久しぶりの投稿になります。 ここ半年ぐらい比較的平穏な日々が続いており、精神のリカバリー期にしようかと特になにもせず本もほとんど読まずに過ごしてきましたが、リカバリーできる箇所はリカバリーできたような気がしたので久しぶりにこっち系の本を読みました。 冒頭の記述。 本書は、500万年かけて進化してきた人間という生物が、ここ数百年の急激な生存環境の変化によって、 について考察し、分かりやすくまとめられた本です。 「感染」とは身体が感染性物買、

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        (詩集)「叙情事詩による探求と発展#hiphop #今。」

        • のんびり→ガッツリUber(出前館)して想う。結果

        • のんびり→ガッツリUber(出前館)して想う。

        • 『ストレス脳』アンデシュ・ハンセン 久山葉子 訳 新潮新書 (2022年7月20日発行)

          秋の夜長の一冊(モンテスキュー 『法の精神』井上 堯裕 訳 中央公論新社)

          1748年出版。原題『De l'Esprit des lois』。 普段あまり、直接かかわることがない法律。「法」って、そもそも何なんだろうという疑問から読んでみることにした、タイトルだけよく知っていた、本です。 「Esprit」 は「精神」と訳されていますが、他にも(それがもつ固有の)「知性」、「才気」などの意味があるようです。つまり「法」というものが持っている特性について考察した政治哲学の本ということだと思います。全て理解できたわけではないですが、興味をもって読み進め

          秋の夜長の一冊(モンテスキュー 『法の精神』井上 堯裕 訳 中央公論新社)

          秋の夜長の一冊(ロバート・A・ハインライン 著 矢野 徹 訳 『月は無慈悲な夜の女王』ハヤカワ文庫)

          (ただの読書感想文になります。) 気が付けばもう秋。コロナ、コロナ、と、振り回されている間に、今年も3分の1を残すのみになってしまいました。その少し前、夏の中盤に届いた一通のメール。 「ご予約の本が届きました」 図書館からでした。 『月は無慈悲な夜の女王』ロバート・A・ハインライン 著 矢野 徹 訳 、、SF。 もはや、いつ予約したのか、なぜ読みたいと思ったのかも思い出せないまま受け取りに向かいました、、しかも結構な厚さ(約600ページ)。でもまあ、1990年刊行

          秋の夜長の一冊(ロバート・A・ハインライン 著 矢野 徹 訳 『月は無慈悲な夜の女王』ハヤカワ文庫)

          ふと手に取った一冊の数行『女のいない男たち』ドライブ・マイ・カー 村上春樹著

          短編集の冒頭の作品。 久しぶりに村上春樹さんの小説を読みました。内容は、死んだ妻の過去数回に及ぶ浮気の原因について何とか解明したいと悩む主人公の話。 因みに、ひろゆきさんもYouTubeで、妻に浮気されたら、悲しいよりもなぜ浮気したのかの理由に興味ある、と、言っていました。この作品の主人公とは温度差がありますが、私もひろゆきさん側の感覚だと思いました。 (妻はいないので妄想ですが、、) さて、内容とは離れますが、個人的に興味があった数行。 二日後の午後二時には、黄色

          ふと手に取った一冊の数行『女のいない男たち』ドライブ・マイ・カー 村上春樹著

          ふと手に取る一冊

          (ただの日記になります) Uber Eatsの配達で使っているバイクの駆動系部品の交換作業をしてもらう間、時間が空くので、向かう途中に通りかかった駒沢の本屋へ。 カバンを持ってきてなかったので文庫にしようと決めつつ、新刊文庫が平積みされている店内入ってすぐの場所へ。 目に入ったのは、ドライブ・マイ・カーの帯が付いている文庫。 あ、原作、村上春樹なんだ、と。 (タイトルは良く耳にしてたけど見てないし、まだ内容も知らないです。) 村上春樹自身の珍しい前書きがあったのと

          ふと手に取る一冊

          のんびりuber(menu)配達して想う

           年明けから、なかなか文学を読む気分にならない日が続いています。まぁ無理して読むものでもないのでライトノベルでも書いてみようかと全く読んでいなかったマンガやネット上のライトノベルを読んだりしていると、徐々に転生ものの面白さも分かってきました。でもさすがに一日中読んでいられる程ではないので天気の良い日は散歩がてらUberで出動っ!  新宿、大久保、落合辺りを点々として赤坂、青山から飯田橋へ。皇居の桜も咲き始めていました。 ご注文者の方にお食事を届けてばかりでお腹がすいてきた

          のんびりuber(menu)配達して想う

          のんびりuber(menu)配達して想う

          今日はお休みだったので予約していた本を図書館に取りにいくついでにお昼にmenuオンラインにしてみました。一度、緊急事態宣言が明けたあと副業組の配達員さんが減ったのか、けっこうオーダー入りました。 のんびりと代々木上原辺りに配達して渋谷に向かっていると、なにやら人だかりが。入試か入学手続きの付き添いで来ている父兄の方々のようでした。一瞬のことだったのでよく分かりませんが報道の人もいたような。有名な高校や大学のあるエリアなので、そのためかなと。 その後、渋谷で商品を受け取って

          のんびりuber(menu)配達して想う

          ふと手に取る一冊の数行『フィリップ・ラーキン詩集』児玉実用・村田辰夫・薬師寺虹一・坂本完春 杉野徹 訳 国文社 (一)

          やっと年末年始の多忙から解放され本を手に取る余裕が出てきました。とは言え、原文で読むのはまだしんどいです。訳者の方がすぐれているのか、作者の作風が対訳するのに比較的適しているのか分かりませんが、ピン、ときた数行を残しておきたいと思います。 「Climbing the hill within the deafening wind」より 絃をピーンと張った楽器でありたい 万物が音楽を思いのまま奏でられるように   気持ちが落ち着いている状態のとき、創作に適した精神状態を考え

          ふと手に取る一冊の数行『フィリップ・ラーキン詩集』児玉実用・村田辰夫・薬師寺虹一・坂本完春 杉野徹 訳 国文社 (一)

          君は文学を読まない

          何気ない日常の会話. (相手)「kさんって、本とか読みますか?」 (私)    「けっこう読む方だと思いますよ」 (相手) 「どんなの読まれるんですか?」 (私)    「最近は小説読んでます」 (相手)「ジャンルは何ですか?」 (私)    「文学が多いですね」 (相手)    「、、文学ってなんですか?」 (私)        「、、、ええっと、文学っていうのは、、、、、、」 何度かあって気づきました。 読まない以前に、 文学というもの自体を知らない

          君は文学を読まない

          徒然なるままに迷路

          夢を見ました。 大学時代の、人の好い友人の祝いの席。 畳に長机の和室。 なぜか突然スピーチを頼まれ、面識のない、ちゃんとした人たちの前で話す恐怖を感じながらマイクの前に。 無難に学生時代のことを無理やり思い出しながら話はじめる。 誰も興味を示していないのは気配でわかるが、話し続ける。 恐る恐る客席の方を見ると、来客は席を立っていなくなっている。 友人さえも雛壇を離れ、会場の後ろのほうで関係ないことをしている。 友人の兄が、友人を注意する。 その他の、席に残っ

          徒然なるままに迷路

          "詩人計画" ( 「T.S.エリオット 人と思想」徳永暢三 著 清水書院)

          T.S エリオットは1888年アメリカ、セントルイス生まれ、ハーバード大卒、1914年、奨学生としてオックスフォードのマートン・コレッジ入学、その他、パリ、ソルボンヌ大学やドイツでも哲学や詩、宗教などを研究。初めて詩を発表したのは17歳のとき。 (因みに、有名なミュージカル作品「キャッツ」の原作となった『キャッツ - ポッサムおじさんの猫とつき合う法』を書いた人。)     夏目漱石が33歳のとき文部省の命でイギリスに留学したのは1900年。それは、鎖国明けの日本が、世界基

          "詩人計画" ( 「T.S.エリオット 人と思想」徳永暢三 著 清水書院)

          「異邦人たちの慰め」(The Confort of Strangers)イアン・マキューアン 著 宮脇孝雄 訳 早川書房

          作者初期の作品。ベネチアと見られる都市に訪れているカップルの物語。猟奇殺人。 もし、脚本のあらすじとして説明してしまうと「巻き込まれ型」のシンプルなストーリーですが、そんな事を言ったら元も子もないです、、 この都市に旅行に来たカップル、コリン(美しい、らしい男性)とメアリ(バツイチ。旦那の元に子供もいる)、二人は結婚していないし、作品に描かれている限りでは、あまり現実的な事を考えたりもしない。よく道に迷うが、本気でその事を解決しようとはしていない。 (この辺は、個人的に共

          「異邦人たちの慰め」(The Confort of Strangers)イアン・マキューアン 著 宮脇孝雄 訳 早川書房

          秋の夜長の一冊(イアン・マキューアン「イノセント」 宮脇孝雄 訳 早川書房)

          (面白い小説なので、読んでみて下さい。) 一九九〇年発表の、イギリス人作家 イアン・マキューアンの作品。 舞台は第二次世界大戦後、東西の冷戦が始まろうとしていた頃のベルリン。そこにイギリス逓信省の職員として派遣されてきた主人公レナード。本国では両親と暮らし、まだ女性も知らない。用意されたアパート到着後、荷物を片付けるとまず親宛に手紙を書くような青年。 ヨーロッパ終戦のとき、レナードは十四歳だった。それぐらいの歳になると、戦闘機や軍艦、戦車、銃器などの名前を憶えたり、その

          秋の夜長の一冊(イアン・マキューアン「イノセント」 宮脇孝雄 訳 早川書房)