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Pre-sessionalコースについて(ロンドンデザイン留学Advent Calendar 2019, 12/6)

二日酔いで溜まっちゃったので5日目からぶっ続けで書いてます。デザイン留学アドベントカレンダー6日目です。

今回はPre-sessionalコースについてです。

Pre-sessionalコースとは

だいたいのイギリスの大学には、本コースが始まる前に数週間から1,2ヶ月掛けて行われるPre-sessionalコースという準備プログラムがあります。

内容としては5日目に書いたGraduate Diplomaコースと一部被っていますが、論文執筆やプレゼン、ディスカッションに求められるアカデミックスキルの強化や語学力のサポートが主軸になっていると思います。ただし、Graduate Diplomaと同じく各大学の特色でだいぶ異なる部分もあります。自分がいたGoldsmithsでは主にカルチュラル・スタディーズを題材にアカデミックスキルを教わったりしていましたが、UALに通っていた友人はPre-sessionalの時点で作品の制作などもしていたようです。

また、出願時にIELTSのスコアが足りていなかった場合、このコースに通うことでカバーすることが出来ます。

Pre-sessionalコースのいいところ

足りていないIELTSのスコアを埋められる
上でも書きましたが、出願時にIELTSのスコアが足りていない場合でも、Pre-sessionalコースを数週間受けることでOverall 0.5程度補うことが出来ます。

早めに現地入りして環境に慣れることができる
本コースが始まる数週間前から、学校設備が使えるようになったり環境に慣れることが出来ます。
またロンドンだと学校の寮は比較的高めだったりしますが、かといって日本にいながらロンドンの家を探すのは難しいです。Pre-sessionalコースに通うと、早めに現地入りして数週間は寮に住みながら本コースの間の家をじっくり探すことが出来ます。(ロンドンでの家探しについては後日また詳しく書く予定です。)

違う学科の学生と繋がれる
Pre-sessionalコースはアカデミックスキルと語学の特訓が目的なので、本コースでの専攻分野関係なくクラスが組まれたりします。異なる分野の学生や出身国が同じ人と繋がる機会も多く、本コースが始まってからも仲は続くと思います。


私は最初のロンドン留学でGoldsmithsに行った際、Pre-sessionalコースに9週間通いました。そこで知り合った友人らを通して同じ大学内の別の人達と知り合ったり、お店やイベントを教えてもらったり、本コースが始まってからは自分が取り組んでいるものに対する意見をもらったりしました。右も左も分からない初めて足を踏み入れる環境で、最初の基盤をつくることが出来た9週間だったと思います。

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