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IELTS対策の進め方について(ロンドンデザイン留学Advent Calendar 2019, 12/3)


ロンドンデザイン留学アドベントカレンダー3日目です。今回は英語検定IELTS対策の進め方についてです。

母語が英語でない人は基本的に大学や院に留学する場合、指定されている英語検定で一定以上のスコアを取らなければ、正式にオファー(Unconditional Offer)を貰うことができません。このスコアを取ることは、留学を考えている多くの日本人にとって一つの大きな障壁となります。何を隠そう自分もだいぶ苦しめられ、何度となく受け直しをしました。。

IELTSについて

イギリスへの留学の場合は、留学ビザ発行のタイミングでTOEIC・TOEFLのスコアが使えなかったりするので、IELTSという英語検定を受ける人が多いです。そこで本記事ではIELTS対策についてフォーカスします。

IELTSはListening, Reading, Writing, Speakingで構成されていますが、それぞれにパターンがあります。ここらへんについてはネットや教材など情報がいっぱいあるのでここでは詳しくは述べません。本記事では対策そのものではなく、進め方について気付いたことを書きます。

ちなみに私は他の英語検定はほぼ受けたことないですが、聞いている感じ他の検定と比べてパターン化しやすく対策がしやすかったり、Speakingは人間の面接官と1対1で話すので集中できたり、比較的取り組みやすい試験なのではないかと思います。ただし、とにかく受験料が高いです。

IELTS対策の進め方について

基本2回以上受けるものだと思ってください。
私の場合、英語の基礎の振り返り+対策を始めて半年過ぎたくらいで初めて受けてOverall 5.5だったと思います。院にストレートで行くためには基本6.5-7以上のスコアが必要です。その後も何度も受け直しをして6.0まではいきましたが、WritingとSpeakingは安定しませんでした。(私の場合は結局このタイミングで、Masterの一つ前のGraduate Diplomaという準備コースに行くことを決めます。Graduate Diplomaについては後日別の記事で書きます。)

この時の自分は自覚していませんでしたが、ボキャブラリー的に頭打ちしていたのだと思います。本Master進学時に再度IELTSを受けましたが、その際は新たに英語のIELTS対策サイトに手を出しました。サンプルでよく見る言い回しなども取り入れるようになってから、やっと目標であったOverall 6.5以上のスコアを取れました。

自分が経たIELTS受験の流れ全体をおおまかなステップにするとこんな流れでした。

0. 英語の基礎部分の振り返り。(4日目記事参照)

1. 日本語ソースで、テストのパターン理解と必要なボキャブラリーの補強をする。

2. 全てのパターンに対応できる状態になったら、本試験を受けてみる。

3. 1と合わせて、英語ソースでボキャブラリーやイディオムを補強する。

4. 再度試験を受けてみる。

*自分の場合、1の前にまず中学文法をおさらいしたり基礎単語学び直したりもありました。


おまけ1 : IELTS対策の英語参考サイト

参考サイトはたくさんありますが、よく使っていたもの。

おまけ2 : IELTSのコンピュータ試験について

IELTSには通常のペーパーテストのもの以外に、「Computer-delivered IELTS」というパソコンで受けられるタイプのものがあります。Speakingは通常と同じで面接官と対面形式です。(2019年12月現在)

筆記が絶望的に遅く、逆に仕事等でタイピング慣れしている自分には、こちらのほうが圧倒的に良かったです。Listeningで問題用紙にメモできなかったりしますが、コピー&ペーストも使えて綴り間違いを避けれるのが個人的にかなり大きかったです。

出願には使えない大学もあるみたいですが、気になるかたは調べてみてください。

おまけ3 : 日本以外でのIELTS受験について

実は僕は日本以外にGraduate Diplomaに在学している間のイギリスと、一時仕事で長期出張していたバングラデシュでもIELTSを受験しています。

イギリスで通常のペーパータイプのものを受けた際は、会場の鉛筆削りがイギリスクオリティで全然削れずイライラさせられました。スコアはそんなに変わらず。

通常はネイティブスピーカーがSpeakingの面接官を務めるのですが、バングラデシュ会場は現地の方?が面接官でした。日本人がバングラデシュでIETLSの試験を受けに来たのは初でしょう。日本訛りの英語にあまり慣れていなかったのか私が職場でバングラ英語に染められていたのかわかりませんが、Speakingのスコアは過去最高でした。

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