短い時間で成果を手に入れよう【超効率勉強法】
こんにちは、ryomaです。
今回はメンタリストDaigoさんの著書である『超効率勉強法』について紹介していきたいと思います。
本の結論
・アクティブラーニングを活用しよう
・勉強をする前の準備をしよう
・勉強の後には脳を使わない時間を作ろう
重要なポイントはこの3点です。
アクティブラーニングを活用しよう
あまり聞き慣れない方もいるかと思いますが、そもそもアクティブラーニングとは?からかんたんに説明します。
アクティブラーニングとは受け身の姿勢で学ぶのではなく、進んで頭を使って学習すること
では具体的にどんなやり方なのか?
①想起
想起とはかんたんに表すと思い出すことです。
脳が活性化しているときに勉強の中に意識的に『思い出す』ことを取り入れてみましょう。
オススメ方法は、思い出したいことをクイズ化することです。
クイズといっても、テレビ番組にあるような難しいクイズ問題を自分で作る必要はありません。学習の中に『思い出す』時間を作るために、1ページ読んだテキストを一旦閉じて、「重要なポイントはなんだったかな?」と自分に問いかけてみるだけで大丈夫です。
これは心理学で『検索練習』と呼ばれているようで、普通に再読するよりも記憶の定着率が50%以上も上昇すると本書には書かれています。
②再言語化
再言語化とは、かんたんに表すと『自分の言葉に直す』ことです。
わかりにくい言葉を自分の理解しやすい言葉に言い換えることによって、記憶に残りやすくすることがポイントになります。
再言語化を使ったオススメの勉強法は『10歳児教示法』です。
これは10歳児にもわかるように説明することをイメージして勉強する方法です。当然難しい言葉は通じませんので、わかりやすい言葉に直すことが必須となり深く理解する必要があります。
ポイントは比喩表現を使うことと、相手が知っていそうな言葉を使うことです。
勉強をする前の準備をしよう
本書では勉強を始める前の準備もかなり重要であると書かれています。
まずは勉強したいことに対して、自分が知っていることを書き出してみましょう。
頭の中にある知識を思い出すことによって、新しく取り入れる知識が入りやすくなります。
1:勉強内容に関係がありそうで、自分が知っていることを書く
2:思いついた内容を全て書いてみる
『点と点が線が結びついた』こんな言葉聞いたことありませんか?
自分が知っていることを書き出して整理することで、新しい知識が入ってきたときに「古い知識と新しい知識」がくっつきやすくなります。
勉強の後には脳を使わない時間を作ろう
これは脳には2つのモードがあるからです。
1:集中モード
2:緩和モード
勉強しているときは脳が集中モードとなっています。緩和モードに切り替わることによって、脳がリラックスして頭の中にある情報を整理したり結びつけたりしてくれます。
緩和モードへの切り替え手段として、勉強の休憩時に短い時間の昼寝を取り入れてみましょう。
10分〜効果のある方法で、認知機能の向上や生産性アップの効果があります。
例えば30分勉強して10分休憩するなど、『意識的に脳を休ませる時間』を作ることで2つのモードが切り替わりやすくなります。
最後に
本書には今回紹介した内容以外にも、かんたんに取り入れられる勉強法が書かれています。
勉強が苦手な人にほど読んでほしいと思える良書であり、私個人的には自分の子供に必ず読ませたい一冊であると思っています。なぜなら、学校では勉強は教えてくれますが、勉強方法は教えてくれません。
勉強方法を知ることで、自分に合ったものが見つかれば少しでも楽しく学ぶことができ、結果として良い成績に繋がるのではないでしょうか?