人生をかけた逃避劇をみました。
先日「そして僕は途方に暮れる」をみました。
キャストもすごく好きでとても楽しみにしていました。
見た直後の感想は、「胸糞悪すぎる」でした。
もうふざけんなって。
オチも途中で予想できちゃったし。
反省してんだかしてないんだか。
兎に角主人公にイライラする。
おいおいおいおい!って。
ビジュアルが良くなかったら許されないぞ!って。
見終わってから少し時間がたったいま、ふと思い出すと妙にリアルだな、という感想に変わっていました。
「ごめん」って言うけど、何に対して「ごめん」なのか
何に対してイラッとしているのか伝わっていないような気がする相手、みなさん一人くらい思い当たりませんか?
そんな感じです。
その人の気持ち、なんかよくわかんないって思っていました。
その人の気持ちが描かれているんだなと思うと少し納得できるな、って。
逃げてるんだって。
怒られるの怖いんだって。
怒らずに伝えているうちにわかれよとも思うんですけどね~~~。
今年はほんの少し主人公の裕一さんを見習って逃げてみようかな。
少しだけね。
全部真似したら大変なことになってしまいそう。
時には逃げるが勝ちのこともあると思う。
私にはない特殊能力なので、少し真似してみてもいいのかな、と思いました。
映画が公開して約1か月がたった今でも思いだす作品です。
直後はイラッとしたけど、ただただイラッとして終わる作品ではない。
今もまだ監督の裏話や設定秘話がTwitterで続々とつぶやかれているのは
ヲタク的にはすごく嬉しいです。
今まで描かれてこなかったようなカッコよくないにもほどがある主人公。
憎いけど嫌いになりきれない。
まだ近所の映画館でやっているのでもう一回みようかな。
オマケ
帰省したシーンで中尾明慶さんが着ていたノースフェイスのダウン、
お揃いで嬉恥ずかしでした。。。
当日はおしゃれなコートを着ていったのでセーフでしたが、被っていると恥ずかしいですね。
二回目見に行くときも違うアウター着ていくのを忘れないようにしようっと。