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リスクを受け入れる
今日、久々に指を切ってしまいました。
先日、夫が綺麗に研いでくれていたようで、切れ味が増していた包丁。
刃の部分に当たっただけなのにサクッと切れてしまいました。
その時ふと、最近、積立NISAを始めるにあたって、自分なりに投資について勉強していたことと、新型コロナについての、色んな有識者のコメントが頭の中で混ざって、リスクヘッジについての考えがふぁ〜と降りてきたので、自分へのメモとして書いておこうと思います。
リスクヘッジって聞くと、いかにリスクを避けるかということに焦点があるように思っていたけど、そうじゃないんだなと。
もちろん、リスクは少ないに越したことはない。
けれど、決してゼロにはできない。
外に出れば交通事故に遭うかもしれないし、インターネットを使うならウイルスや個人情報流出の危険はあるし、人と交流すれば騙されるかもしれないし、料理で包丁を使えば怪我をするかもしれない。
そもそも、家に閉じこもってなーんにもしないでいたって、大地震がきてしまったら、どうしようもない。
生きている事自体、リスクがあることだから。
生まれれば、いつかは必ず死ぬのだから。
(わたしたちは、日々そのリスクには割と無意識だ。というか、そんなのいちいち気にしてたら生きていけない)
そして今の時代、インターネットじゃないと申し込めないとか、そういうリスクを負わないことによるリスクのほうが高かったりする。
だから、リスクヘッジっていうのは、いかにリスクを避けるか、というよりも、いかにリスクを受け入れるか、なんだろうなと。
どんなリスクがあるのか、冷静に分析して、その上で、絶対避けないといけないリスクと、もし起きたとしても受け入れないといけないリスクに分ける。
そしたら、あとはもう、ジタバタしてもしょうがない。
最悪の事態にならないように最大限の努力をしつつ、それを受け入れる度胸を持つしかない。
なにかをやる、とはそういうことだ。
悪いことが起きたらどうしようって、オドオドするだけじゃ何にもならない。死なない程度のリスクと失敗なら、どーんと背負い込む覚悟がないと、この目まぐるしく変わる世界で、ちっちゃく縮こまって生きていくしかなくなる。
会社に勤めていたときは、最終的には会社が責任を負ってくれるから、正直なところ、個人としてはいかに責任を負わないようにするべきか、のほうが大事だったけど、もう今はそうじゃない。
できるだけ責任を負わないように、リスクを避ける生き方の時代はもう終わり。
これからは、リスクを見極める冷静さと、受け入れる度胸を持って生きていきたい。