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コンタクトレンズ

コンタクトレンズを買うのに3年に1度眼科検診を受けなければならない。その通知が来た。

ということは、僕がコンタクトを使い始めてからもうすぐ3年が経つということになる。

高校2年生までは、めちゃんこという表現が誇張ではないくらい目が良かった。

なんでも見えすぎて人の細胞分裂を観察するのが趣味になっていたほどだ。

しかし、人の細胞分裂を観察するのにも飽きてしまったので高校3年生からは本を読みだした。

読書を避けてきた人生だったが、いざ読んでみるとなかなか面白くてハマってしまった。

家にいる時間帯は基本的に本を読んでいた。種類は小説だがどの小説ジャンルが自分の好みなのか見つける方法がわからず、とりあえず王道の太宰治を読んだ。ドンピシャで面白かった。好みが見つかった。

そんなこんなで、読書をしだしてからあっという間に視力はモグラやサイに匹敵するくらいになってしまった。

初めのうちは、必要な時だけメガネで代用していたがメガネをかけたくない時もある。

遂にコンタクトレンズに手をかけるときが来たか。それがちょうど3年前ということになる。

初めてのコンタクトは本当に苦戦した。

まず、目をかっぽじ開けるのも苦手だったしコンタクトを入れるのも恐ろしく怖かった。朝の準備の時間が10分多くなった事で約束に遅刻する事が多くなった。これは言い訳だ。

コンタクトレンズの良いところは、メガネとは違ってファッションに支障をきたさないところだ。メガネをかけているとどうしても服と色味が合わなかったり、ただでさえ小さい目がさらに小さくなってしまったりと不便が多い。その点コンタクトレンズは近くで見ない限りは裸眼と何も変わらない見た目を提供してくれる。これはとても便利である。

逆に不便なところでいうと、管理しなくてはいけないところが最初に挙げられる。2weekと呼ばれる2週間使い続けるタイプのものとかだと、1日の使用後に洗浄液で洗ってケースに入れてなどといったように多少の面倒がある。これが不便で僕はすぐに1dayタイプのものに切り替えた。他にも、僕みたいなドライアイの人とかだと長時間つけていると目がサバンナ化してしまい瞬き世界ギネス記録を更新してしまうためきつい。

このように、コンタクトレンズにはメリットもデメリットもあるが総括すると良いところの方が多いのではないかなと思う。

というか、多いから使ってるんだろう。

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