単純な脳みそ
脳みそは異常なほど単純だ。
沢山褒められると何か自分が凄い者であるかのように錯覚するし、逆に貶されてばかりでは前を向いて歩けないだろう。
これは相対的な評価に依存しているからである。自分に自信が有れば他者評価の下で振り回されることもないだろう。そう思っていた。
しかし、実際はどうだろうか。もし世界に自分一人しかいないのであれば自信あるとかないとかそんなことは考えないだろう。おそらくだが、自分の自信だって他者と比較した上で持っているものなのだ。
なら褒められてばかりいたいのかといえば、そういうわけではない。
確かに褒められたら嬉しいだろうし、その環境に居続ける限りは満たされるだろう。
しかし、上には上が居て下には下がいるということは誰しもが知っていることだ。
居心地がいい場所にいることも良いと思うが、どうせなら次のステージに上がって褒められた方が嬉しさの成長がある。
自分の成長を肌で感じる瞬間ほど満たされることはないだろう。
脳みそが単純であるからこそ、それをうまく利用して成長していくことが大事だ。
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