オガワヘヴンリー

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2024年 上半期映画ベスト10

え、もう7月はじまってる…? 上半期は42本鑑賞したけど、個人的には超優勝!っていうよりも、うんうんよかったというような優秀作が多くて、10作品選ぶのに結構迷いました。ええ、上半期中に間に合わなかった言い訳をしています。とはいえ、日付が変わったとしても、6月30日25時とか30時とか46時とか、実質発表するまでが上半期ですからね。(は?) 時間がないので、順位はつけません。公開順! 『彼方のうた』 『春原さんのうた』の杉田協士監督作。わかりたいし、わかるって言いたいけど、

    • 『夜明けのすべて』感想

      よかったな、胸に沁み入る、いい映画。気づいたら川柳を読んでしまったが、そのくらい語らない余白が雄弁に語る映画だった。いい意味でエモくなりすぎないように設計されているというか、あくまで日々の延長ですよ? みたいな顔をして、なんかとんでもないことを繰り出している感じがする。光も影も美しいし、人物の動線や構図も、対の関係も、見守る視線やメイン以外の人物の動きとかにもたぶん全部目が行き届いてる。そして、それらをびっくりするくらいサラッとやるんだ。センセーショナルな演出はしない、だけど

      • 『カラオケ行こ!』感想

        上半期いちばんの紅で愛で優勝だよ…… 原作既読。今作を観るにあたり、僕はタイトルを予告編の綾野剛風に言ったり、ハチワレ風に言ったりして気持ちを高めていったけど、かなり楽しみにして臨んだけど、ほんと最高だった。もうすでにカラオケ行きたいし、なんなら「飲み会、行こ」とか言いたいし、なにかにつけて「カスです」って否定したい。 原作漫画は1巻完結なので、映画化にあたって何かしら厚めに足されるだろうなとか、アレンジあるとは思ってたけど、そこは天下の野木脚本。実写化というより映画化と

        • 2023年 アニメベスト10

          絶対運命備忘録。 年は明けたし、なんなら正月休みも終わるけど、ゆるっと発表するよ〜。一部微妙な区分けでランクインしてるけど、多めにみてね☆ 10.『TRIGUN STANPEDE』 原作漫画も過去アニメも未チェックだから、解釈違いとかなく、むちゃくちゃドキドキしながら彼等の旅路を見守るしかなかった。なかったんだ…。退廃的なのにワクワクしそうな要素が散りばめられた世界観で、ピアノの旋律が導く戦慄。なによりウルフウッドが登場してから加速度的に面白くなるし、加速度的に鬱! ひ

        2024年 上半期映画ベスト10

          2023年 映画ベスト10

          例年に比べてそんなに寒くないからまだ年末じゃないかと思ってたら、もう大晦日。というか今年休み短くない? 駆け込みで発表していくベスト10。今年のベスト、今年のうちに! 11位〜20位 20. 人生は美しい 19. 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく 18. あつい胸さわぎ 17. スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース 16. 北極百貨店のコンシェルジュさん 15. 窓ぎわのトットちゃん 14. MY (K)NIGHT 13. 恋のいばら 12. 交換ウソ日記

          2023年 春アニメ 雑感

          絶対運命備忘録。 『機動戦士ガンダム 水星の魔女』 僕にとっては初めてのガンダムシリーズだったけど、いやーーー! 面白かった! たしかにシリーズ作品に関しては、ファンだとどうしても過去作との比較目線がでてしまうかとは思うし、完全新規ゆえの初めて補正はあるかもしれないけど、本当に熱中して駆け抜けた3ヶ月だった。ガンダムも俺も駆っていたよ。日曜5時に間に合うように毎週帰ったし、ガンプラも初めて買っちゃたもんね! 生活に影響を与えたという点では、間違いなく今期の優勝だと思う。ひ

          2023年 春アニメ 雑感

          2023年 上半期映画ベスト10

          初めてのnoteだよ! 上半期の映画館での鑑賞本数は32本。これは大谷翔平の30本を上回る結果だけど、例年に比べると少なめなのは、わりと日曜に映画を観に行く僕が『機動戦士ガンダム 水星の魔女』にハマったからですね。いやほらリアタイしたいじゃん? 17時までに帰らなきゃじゃん? という感じで2本立てで鑑賞することがめっきり減った影響は大きい。ただそのぶん曇りなき眼で見極めて作品を選んだので、失敗も少なく満足度の高い上半期だった。というか、なんだかんだ毎年ベスト10決めるの迷

          2023年 上半期映画ベスト10