広報ふくやまでの連載が終了しました
広報のリニューアルに伴い、1年半ほど続いたコラムは9月号が最終回となります。最終回のインタビューは、この取材を始めたころから、ずっと話を聞いてみたいなと思っていた、内海町の診療所の先生。地域の人からの信頼は厚いし、若くして島で開業するなんて、半端ない!って思って気になっていました。だけど、忙しいだろうなぁと思うとなかなか声を掛けられず。
偶然、地域で開かれた医療福祉系のワークショップで、先生の講演があるというので、ここぞとばかりに参加して、帰りにその場でアポを取らせてもらうことができて実現しました。お話を伺っていると、共感できることがいっぱいありました。うれしい。
海があるから内海町がいいところなのかと思われるかもしれないけど、住んでみると海があるのはおまけみたいなものになってくる。小ぢんまりしてて、なんとなくみんなが知り合いで、起こっていることは何となく把握できる。地域自体がヒューマンスケールっていうか、そういう感じが本当に暮らしていて心地いい。そういう良さは、いろんな文脈で活かせるはずだし、都会の人が渇望しているものが既にある、あるいは作れると信じている。普段の暮らし方なり、観光なり、医療福祉なり、教育なり。(海がおまけになりすぎて、釣り竿買ったのにまだ1度も釣りに行っていないのも問題だがw)
この連載のおかげで、いろんな方に会いに行って、お話を聞かせてもらうことができました。一方で、めちゃくちゃ広い福山市の中で、地域のバランスも考慮しなければいけないというのが、福山歴が浅い私にはちょっとしんどくもありました。「全部、市内南部の人じゃだめですか?」みたいな。笑 奇跡的に、ちょうどいいタイミングで出会えた方々がいて、なんとかそのバランスも取れてやってこれました。
これまでご協力くださった全ての方々に、ありがとうございます!取材という言い訳が時々ほしくなるので、これからも(とりあえず協力隊任期中は)不定期更新で続けていけたらと思っています。「ふくやま暮らし研究所」のマガジン、よかったらそちらでも見てやってください。
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